勝負
今日、六回目の投稿?
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やっと、校門が見えた。
僕の家は、学校からそう時間は掛からない。が、やっと、だ。
道中何があったかと言うと、小学生,中学生,高校生,大人に至るまで、全員に一度は必ず視線を向けてきた。
それは様々で、嫉妬や羨望,ビックリというもの。一番多かったのが、誰?という視線。
・・・僕も知らない。というか、最近知ったばかりだ。
それは、校内も同じだった。
玄関に着いたとき、周りがざわめいたほどだ。…
その時、古賀さんは苦笑いしていたけど、本番はここからだ。
「スゥーハアー…スゥーハアー…」
何度も繰り返した深呼吸。
それでも、僕の心臓はうるさい。
「古賀さんは、…落ち着いているね。」
「そんなことないよ。ただ、…うん。頑張ろう!」
古賀さんの声を聴いて、少し元気が出る。
頬をバチっ!と叩いて、気合を入れなおす。
扉に手をかける。
手には汗がにじんでいるけれど、構うものか。
ガラガラと音を立てて扉を開ける。
途端、今まで外まで響いていた喧騒は静まった。
教室にいる全員が、こちらを注目していた。
幸いと言うべきか、この場にはまだ゛さくら゛さんの姿が見当たらない。
入ってすぐにいじめが始まるようではないみたいだ。
ただ次に、さっきとは別の喧騒が広がっていく。
突っ立っているだけでは怖気付いたみたいなので、しっかり自分の席へと向かう。
窓側最後の列。
教壇から見て右側の一番後ろの席だ。
カバンを置いて腰かけた時、今までにないくらい騒ぎ出した。
会話の内容は、「…噓だろ…名前何だっけ?・・・とにかく地味な奴じゃなかった?」とか、「……誰?あんな奴居た?」とか、「ユミが話しかけてきてよ~」とかだ。
どれもこれも、大きな声で言う必要がないものばかり。だけど、それで分かったこともある。…
それは、髪を切る前の僕が、皆に認知されていなかったという事。……
本当は、大声で泣きたいところではあるけれど、同時にチャンスでもある。
゛休日での出来事゛が広まる前に、仲間を作る。
゛さくら゛さんの怖いところは、何も言わなくても゛さくら゛さんのことが好きな人が勝手に攻撃してくるという事。
なら、゛さくら゛さんのことが好きな人さえどうにかしてしまえばいい。
絶対に、やってのける。――――
と、ここで教室の扉を開ける音がした。
お団子を作った髪型。――――――――
――――負けないよ、゛さくら゛さん。
どうでしょうか?
伸ばしますよー。
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