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D

作者: ウボ山

お前は常に見られている。


金魚すくいもさながらに。


透かして、浮かして、叫んでいる。



天使のように騙っても、それでも朝はやってくる。


連続性の果ての果て。


気づけば別の場所にいて。


都合の悪いことは勝手に。


        押し入れから、勝手に。


お前はすでに必要ない。





お前はそこに揺らいでいる。


ズボンを履くか、履かないか。


薬草、賢者、セージの秘匿。



ひどく疲れてしまっていても、なぜかみんなが覚えている。


恐怖の付け根は存在しない。


だからジョークも意味がない。


無責任な魔法はとっくに。


        振り切って、とっくに。


お前はすでに必要ない。





      二つの間は迷路とサラダ。


    それからそこの花壇の立て札。


  思い思いに流れ込んでいる、重く垂れ込む星の光に。


死にいくものが闊歩して、命惜しさに映り込む。



喜べよ。


お前は悪党だよ。





お前はここに浮かんでいる。


姿は影絵で、投影で。


嘘だけど、空だけど、体積がある。



色が着いてはいなくとも、なぜかどこかで感じられる。


夢の中の1%。


心を持つかは、分からない。


不誠実な科学はひっそり。


        人知れず、ひっそり。


同じ見開きに記されている。





      0と1との間は彼方。


    永久もやがては半ばを過ぎては。


  誰も彼もがのぞき込んでいる、ひどく澄ました空虚の淵に。


死にいくものが闊歩して、命惜しさに映り込む。



喜べよ。


お前は悪党だよ。

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