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僕
夜の街をぶらぶらと、当てもなくただひたすら歩き回る。
どうしてこんな事が起きるのか。誰も教えてくれない。
戸惑いながら登校した僕に、最初にかけられた言葉。
『よう、また会えたな』
また。
また?
またって?
疑念は解消される事なく、今日も僕は生きている。中途半端に生きている。
僕の存在はひどく曖昧だ。前も、今も。
でも、こうなったのならもう仕方がないと冷めている自分もいる。
どうでもいい。
ただ。
僕は本当に、生きていると言えるのだろうか。
夜の街をぶらぶらと、当てもなくただひたすら歩き回る。
どうしてこんな事が起きるのか。誰も教えてくれない。
戸惑いながら登校した僕に、最初にかけられた言葉。
『よう、また会えたな』
また。
また?
またって?
疑念は解消される事なく、今日も僕は生きている。中途半端に生きている。
僕の存在はひどく曖昧だ。前も、今も。
でも、こうなったのならもう仕方がないと冷めている自分もいる。
どうでもいい。
ただ。
僕は本当に、生きていると言えるのだろうか。
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