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おはよう

「全然起きなかったから心配した。」

彼女は泣きながらこっちをにらめつけて行って来た。

ゴブリンの顔なのだが感性が変わったのか可愛く見える。

保護欲をそそる感じだ。

「俺ってどうなってたの?」

「五日間くらいずっと起きなかった。ピクリとも動かないし心配した。」

五日⁉︎まじかそんなに寝てたのか…

「心配かけてごめんな」

こっちをまだ不安そうに見ていたのでとりあえずいう。

ん?

ところであれなんで生きているんだろう?

あんなに血液が出てたらたとえゴブリンだとしてもさすがに死ぬレベルなのに。

疑問に思ったので彼女に聞いてみる。

「なぁ、あの後俺ってどうなったの?」

「液体がいっぱい出ててなんかビクビクしてた。」

なにそれやばい、俺気持ち悪すぎじゃん。

てかほぼ末期じゃん。

そのまま森の栄養になるところだったじゃん。


「それならなんで俺生きてるの?」


「死なないでと思ったら手から何か出た、それが飛んでって体の中に入ってった。

それで体の傷が少し消えたから、ずっとずっとかけ続けた。

それでも起きないから不安だった。」


そうかとても心配してくれてたんだな。

なんだかとても優しい気持ちになった。

ん?

玉みたいなものが飛んでいき俺の体の中に入ったら傷が消えた?

これは、もしかしてもしかするのか。

前世を思い出した俺からするに所謂回復魔法って奴なのでは!

うぇい、ファンタジーサイコー!

てかゴブリンに生まれた時点で俺がファンタジーみたいなもんだしあってもおかしくはないよな。

魔法かー

ゴブリンでも使えるってことは前世の記憶があり、世界のパワーバランスを崩す力を持っているかもしれない俺なら使えるかもしれない!

オット、昔の厨二病が…

ふっ 傷が疼くぜ。

戦いが俺を呼んでいる!

なんてな

でも結構夢広がるよなー

興奮してたがまだ実物見てないんだった。

ちょっとだけ見ててもらおうかな。


「それって今も出せるの?」


「出せるよほら」


そう言って少し可愛い声でうーどうなったかと思うと手からおにぎりぐらいの黄色い球が出て来た。

そして俺のなかにはっていったかとおもうと体が軽くなったように感じる。

すげー!

今まで魔法がない世界にいただけに今までにないくらいの感動が俺に押し寄せて来た。


「これやると、疲れる」


そう言うとその子は俺の膝に倒れこんで来た。

そのまま膝を枕にして寝てしまった。

そりゃそうかずっと俺を見ててくれてたんだよな、疲れて当然だわ。

この恩はいつか絶対に返す。


そういえばあれはなんだったのだろう。

例えば、俺のアレ。

あれは謎だ。

気づいてたらなってたからなー

火事場の馬鹿力ってやつかな?

体から力があふれ出るような感じだった。

もちろん今やろうと思っても出来る感じはしない。

何か特別な発動条件があるかもしれない。

将来的に使いこなせるようになれるかもしれない。

まあ、たまたまかもしれないから今回は偶然助かったってことで。

後、疑問に思うのがイノシシみたいな奴になぜ急に気づかれたのか。

何かを行なった様子がなかったから純粋に索敵能力があるだけかもしれないが、この世界のことだ特別なスキルとかあるのかもしれない。

スキルだった場合最初から俺たちの事を誘い出すためわざと隙があるふりをした可能性もある。

スキルだったら、習得できると思うのでそのことも頭に入れて行動しよう。

これから考えること、やることがいっぱいできたな。

いずれにせよ、今から対策を立てておくことに越したことはないだろう。

そう思った俺は取り敢えず筋トレを始めた。

書きたいことはいっぱい思いつくけど、うまく書けないorz

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