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無価値の人  作者: 依古島タテジマ
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僕の生きた証明を記す。

人は例外なく2種類に分けられる。


価値があるか、価値が無いか。


価値がある奴は何かしら、他の奴より優れた物を持ってる。

運動神経が良い、勉強が出来る、記憶力が良い、人を集めたり纏めたり出来る、見た目が良い…

挙げていけばキリがない程、大小様々な個性や能力が人々に散りばめられて世界に彩りを添えている。


そんな世界にも、疎らに色の付かない場所がある。

それが、価値の無い僕達に与えられた数少ない居場所。

人より優れた物は無く、凡そが平均かそれ以下。

社会の歯車になる事が出来ても、無理に噛み合わせなくて問題ない、代用がいくらでもある消耗品。


そんな僕達は小さいコミュニティを形成して、社会の隅っこで小さく纏まりながら代用でも社会に必要とされる日を指折り数えてる。





そんなコミュニティの一人である僕が、歯車になるまでの話を此処に残そうと思う。

願わくば、世界の無色透明が少しでも色付くように。

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