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第六章

 神父は昔話を語り終えるとゆっくりと目を開き子供たちを見る


「これが世界で語り紡がれている物語です。」


目をキラキラと輝かせているリアムに対して


シェリーは、此処にいるのが人間だけではないと初めて知った


「・・・おとぎ話みたい。」と言った私に神父様は


「昔話ですからね。おとぎ話みたいなものです。違う国や町へ行くと話も変わっていると思いますよ。」


「国や町でも違うの?」リアムは不思議そうに神父に問いかけた


苦笑しながら神父はリアムの方を向いて「昔話というものは場所によって言い伝えが異なるものですから」そう話していた。


「そうなんだー」


「神父様 ほかの種族って今もいるんですか?」そう私は問いかけた。実際他の種族というものを私は見ていない。


神父様はそう問いかけたシェリーにゆっくりとうなづきながら「シェリーやリアムはまだこの村から出たことがないから逢ったことはないでしょうが、話に出た種族は皆いますよ。」


そう話す神父にまたしてもリアムは目を輝かせている。

普段は背伸びをしている彼だが、こういう所を見ると年相応の子供らしさが出て思わずシェリーは、クスリと笑い それを見たリアムは不思議そうに顔を少しだけ傾けていた。


ふと思い出したように「種族といえば、リアムとシェリーも珍しい種族ですからもし2人が大きくなって違う街や国に行くときは気を付けなければいけませんよ。」そう神父は真剣に話した。


「・・・っえ?」私は小さく声を上げ驚いた顔をしていたが、リアムは知っていたかのように「はーい」と返事していた。


待って・・・珍しい種族ってどういうこと・・・?!

ようやく物語が少し進みました(土下座)←

次はシェリーが自分の正体を知る話です

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