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第二十二章

 サーカス団の人達は、村長に挨拶をする為広場を後にした。


広場は未だ賑わいを見せており、昼間から酒飲んでる人も少なからず見える。


神父様も村の人達に連れて行かれたので、リアム達と集まって話しをしていた。


「あーあてっきり、今日サーカス見られると思ったのになぁ~」腕を頭の後ろに組んで空を見上げながらカイルは呟いた。


「仕方ないよ来たばかりで・・準備もあるだろうし・・・」チャーリーは下を向いて残念そうに呟く。


「楽しみだったのに・・・」ローラも残念そうに下を向いていた。


「そうだね・・けどけど!サーカスの人達 暫く此処に居るみたいだし色んな話しが聞けるよ!」リアムがそう話すと皆それぞれ楽しそうに話し出す。


閉鎖的なこの村では、外の話しは子供達にとって楽しみの一つである。


皆と話しているとママが手を振って私の名前を呼んでいたので、皆と別れてからママの所に向かった。


「リアムくん達と楽しそうに話してる所ごめんね~」ママの所に行くとママは、私の目線に合わせて一言謝った。


「ううん大丈夫だよ~」


「本当ごめんね~紹介したい人がいるの!とりあえずパパの所に行きましょう~」そう笑顔で話すとママは私の手を引いてパパが居る所へと向かった。


(紹介したい人・・・?)私はママの手に引かれながら歩き出す。


ママの手に引かれながら歩いていくとパパが見えてきた。


パパの他にもう一人・・・サーカス団の人達と一緒に来た商人さんが居た。


パパの近くに行くと「お!来た来たーこの子がさっき話した自慢の娘だよ。嫁に似て可愛いだろう!」と勢いよく話し出す。


どうやら商人さんに私の話をしていたらしい。商人さんは聞き飽きたような苦笑いをしている表情だ。


「パパったらもう何時間もああやって話してるのよ」そう言ってママは呆れたように笑った。


「こんにちは、確かにママさんに似て可愛いね~」そう言って商人さんが話す。


「こんにちは・・ありがとう」シェリーは、照れくさいように挨拶を返した。


ちらりとパパを見ると そうだろう そうだろうと頷くパパが目に入る。


「自己紹介が遅れたね。僕はジェフ 君のパパとは昔からの友達なんだよろしくね。」


「私はシェリーよろしくね ジェフさん」


「小さいのにしっかりした子だな」とジェフさんが話すとパパが


「当たり前だ俺の自慢の娘だからな!」と言葉を返した。


「それでジェフ何か良いのあるか?」「女の子だし可愛いのあるかしら~」パパとママがジェフさんに問いかける。


パパとママを見るとママが「いつもお手伝いを頑張ってるからねそのお礼よ」と私に話す。


「はい ちょっと待っててくださいよ」ジェフさんはカバンを開けて何か探しすと目当ての物を見つけたのか、手にとって私達に見せた。


「こんなのはどうかな?腕輪なんだが、模様が可愛いと女性に人気があってね」


そう言って商人さんが見せたのは、花と不思議な模様が描かれている ウッドバングルだ。


「はい試しに着けてみて」ジェフさんは私にウッドバングルを手渡してきた。


ジェフさんを見ると軽く頷いた。


手に持たされた腕輪を着けるがするりと肘の方まで腕輪が通った。


どうやら私の腕には大きすぎるみたいだ。


腕輪を外して、商人さんに返した


「ん~・・・一番小さいの選んだんだが・・」


「この子には大きすぎるな」


「ええそうね・・・何か他の物もあるかしら?」


「今見てみますね~」


その後もジェフさん様々な商品を見せては、私に試着を勧める。


パパとママがそれを見ながら「どれにしようか」と悩んでいた。


「あと残ってるのは、冒険者から譲り受けた物なんだが・・・」そう言ってカバンから取り出したのは、雫型のネックレスだ。


ジェフさんは「はい着けてみて」そう言って私に手渡す。


渡されたネックレスは、青く輝いている。


「シェリー着けてあげる」ママはそう言って、私にネックレスを着けてくれた。


「綺麗・・・」小さく呟いた声が聞こえたのか、パパとママが互いに顔を見合わせる。


「そのネックレスにしようか」とパパが話した。


「そうね~サイズも丁度良いみたいだしこれにしましょう~」


ママとパパに「本当に良いの?」とシェリーは声を掛けた。


ママとパパの気持ちは嬉しいけれど安い買い物には見えなかったからだ。


パパは「何遠慮するな!」と笑いながら話した。


「でも・・・」私が断ろうとしようとしたらジェフさんが話しかける。


ジェフさんの言葉に私は、目を見開いて驚いた。


「あ~それなんだが・・・これは譲り受けた物だし金は取らないよ」


お金は取らないって・・・どう見ても高そうなのに?


「譲り受けた物だからって・・・本当に良いのか?」


「そうね~申し訳ないわ~」


「なーに気にしなくて良いですよ 今後も御贔屓にしてくれればいいですから」そう言ってジェフさんは私達に笑いかける。


なぜだろうジェフさんの笑顔に一瞬違和感を感じたのは…。


その後も商人さんと話しをして、日も落ちて暗くなった頃、商人さんにお礼を言って私達は家に帰った。

かなり投稿が遅くなりました本当に申し訳ありません。

小説を楽しみにしてくれてる方がいるか分からないですが・・・

今後もよろしくお願いします。

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