表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/23

第二十話

 目を開けると辺りは薄暗く、ルビーは横で寝息をたてながら眠っていた。


(早く起きすぎたかな・・・喉が渇いたから水でも飲んでこよう)ルビーを起こさないように静かにベッドから降りて、台所へと向かう。


台所に付くとシェリーは、木のコップを取り出し、蛇口が付いてある樽から水を注ぐ。


注ぎ終わると椅子に座って水をゆっくりと飲み干した。


(冷たくて美味しい)身体に水が行き渡るのを感じながらふと今日来るサーカスの事を思い出した。


(そう言えばサーカス団が来るんだっけ…この世界のサーカスって何やるのかな)


仲のいい友達同士でサーカスを見たことがあったが、今となっては遠い過去の出来事だ。


(考えてみたら今日来たとしても準備とかあるだろうし…後日やるんだろうな)


皆サーカスを楽しみにしてたけど、後日やるならがっかりしそうだなとふと笑った。


気づけば日が昇ってきたのか少しづつ辺りが明るくなってくる。


時計がないのが不便だが、時間に追われる事がないからか、時間がゆっくり流れている感じで心地がいい。


目を閉じて、鳥のさえずりを聞く


少し時間が立つと階段から誰かが降りてくる音が聴こえた。


「シェリーか…おはよう。もう起きてたのか早いな」


目を擦りながらまだ眠そうなパパが立っていた。


「おはようパパ。喉が渇いて目が覚めたのー」


「そうか。まだ冷えるだろう温かいものでも飲むか?」


「んー...うん飲む」(水飲んだばかりだけど)


「ん、今淹れるから少し待ってな」


そう言って台所に立つパパを不思議そうに見た。


(何時もママが立ってる場所だから変な感じ…)


パパは私の視線に気づいたのか、少し振り返りまた前を見る。


「こっち見てどうしたー?」そう言ってパパは何かの瓶を開けて、鍋に入れている。


「んーパパが台所に立ってるの変な感じ」


「変な感じかー何時もはママが居る場所出しな」笑いながら鍋をかき回している。


私は椅子から降りて、パパの横に並ぶ


「これ何入れてるの?」背伸びをしながらパパに聞くと


「これかーお湯に蜂蜜ハチミツ檸檬レモンだよ温まるぞー」そう横目で私を見ながら話した


「蜂蜜と檸檬...」ふわりと甘い匂いが漂ってきた。


「よし出来たから椅子に座りなー今注いで持っていくから」


「はーい。」素直に椅子に座りパパが持ってくるのを待った。


パパは、2つ分のコップを持って椅子に座る。


「ほら飲んでみな」そう言って私にコップを渡す


そっとコップに口をつけて飲むと程よい甘さが、口の中に広がり身体の中が暖まってくる。


「美味しい...」


「だろーこれに林檎も入れると美味しんだけどなー今はないからまた今度な」


「ん、楽しみにしてるー」パパと話をしているとまた階段から降りる音が聴こえてくる。ママが起きてきたのだろう。


「あら、今日は2人供早いのね〜おはよう」


パパと私はママに「おはよう」と声をかける。


パパは徐に立ち上がり「喉乾いたろ?今淹れるから座ってな」そうママに話すと台所に向かった。ママは「ありがとう〜」と話して椅子に座る。


そんな仲のいい2人を見て、微笑ましく思いながらそっとコップを片付けて2階へ戻った。


部屋に戻るとルビーは未だ夢の中だ。気持ちよさそうに寝ている。


私は窓を開けて、外を眺める。


気持ちの良い外の風と日差しが入り込み


相変わらずイクティスが空を泳いでいた。


朝のゆったりとした時間を感じながら


今日も良い1日になる事を願って

何気ないゆっくりとした時間は大切ですよね。

蜂蜜湯飲んだことないけど美味しいらしいです。

勝手な想像ですが、スッキリとした甘い感じなのかなと←

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ