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第十三章

 私達はキラキラと光が差す森の中を1時間ほど歩いていた。


「なぁ~さっきから歩いてるけどよ~いつになったら目的地の場所に着くんだ?」


「もう少しで着くよ~・・・あ!ほら見えたあそこだよ!」そう言ってリアムが指を指しながら後ろを歩いていた彼等に振り向き話した。


リアムが指を指した場所には、草木に隠れて見えにくいが、小さな洞穴があった。


「こんな所に洞穴?」チャーリーは小さく呟いていた。


「ねぇ~ここ本当に入って大丈夫なの・・・」不安そうにローラが洞穴を見る


「自然で出来た物だし…中は以外と広いから大丈夫だよ」そう言ってリアムは洞穴へと先に進む


私もリアムに続くように洞穴の中へと入る。


それを見た三人は互いに顔を見合わせた後意を決したように


チャーリー・ローラ・カイルの順で洞穴の中へと入っていった。


「おー本当に中広いんだなぁ!」


「うん・・中も以外と明るいんだね・・・」少し驚いたようにカイルとローラが話しをしていた。


「外の明かりが漏れているから結構明るいんだね」私がそう話すと


チャーリーも驚いたように洞穴の中を見回しながら「外の明かりだけでもこんなに明るいって不思議だね」と話した。


洞穴の先へと私達が進むと出口が見え目映い光が差した。


キラキラと輝くその場所にリアムは上を見上げて佇んでおり、私達に気付くと振り向いて「皆遅いよー」と笑いながら話した。


私はそれが余りにも綺麗に見えて少しドキッとしたのは秘密である。


「ここが僕たちの秘密基地だよ凄いでしょ!」得意気にカイル達に向かって話した


カイル達は目をキラキラさせて辺りを見渡した。「すげー・・・」「うん・・綺麗・・」そんな話し声が聞こえる中チャーリーに至っては言葉も出ないほど感動しているように見えた。


光指すその場所は大きな木があり、木の近くには小さな泉が見える。

周りはキラキラと光り輝く丸い玉や結晶が宙に浮き以前来た時と同じでイクティスやリスに角が生えた小さな動物達が楽しそうに動き回っている。


「キキ...キキ...」と小さなリスが、素早い動きでローラの肩によじ登った。


「うわぁーカーバンクルだ!こんなに近くで見るの初めてかわいいー!」


「珍しいな・・普段は警戒して逃げていくのに・・」そういってカイルも近くにいたカーバンクルを優しく撫でている。


どうやらあのリスに角が生えた生き物は、カーバンクルという生き物で、警戒心が強い生き物みたいらしいが、この子達は警戒心がなさそうだ。


私達は泉の近くに座り込み暖かい木漏れ日の中で、昼食を食べた。


サンドイッチやクッキーは皆にも好評で、美味しいと言って食べてくれた。


時折皆がカーバンクルにクッキーを与える様子も見られた。


その時にローラが私に耳打ちをしながら「後で作り方教えてね」と話しながら少しだけカイルに目を向けていた。


「カイルに作るの?」と私は耳打ちをしながら何となく聞いてみるとローラは、少し驚いた後顔を真っ赤にして下を向いて頷いた。


「そっか~ならいろんな種類の教えるね」そう話すと「うん!ありがとう」と話して2人顔を見合わせて静かに笑いあった。


そう私達が話し合っているとカイル達は、将来何になりたいかを話し合っていた。


「まだよく分からないかなーカイルは何になりたいの?」チャーリーは少し悩んだ後苦笑しながらカイルに話しを振った


「俺は騎士になりたいな~強くて格好いいし!リアムは将来何になりたいとかあるか?」


「僕はあるよ~お兄ちゃんみたいな商人になって色んな所見て回りたいかな~」


「商人かぁ~リアムならなれるよ!」


「ローラやシェリーはなんかあるのかー」そうカイルが私達に問いかけるとローラが「私はお嫁さんかな・・」なんて小さく呟いた。


どうやら3人には聞こえなかったらしく互いに顔を見合わせた後「何て言ったの?」と聞き返すが「秘密!」そう言って恥ずかしそうにそっぽを向いた。


「えー!別に教えてくれてもいいじゃん!」とカイル達が話すがローラは「ひーみーつ!」と未だにそっぽを向きながら話しているとカイルは諦めたのか私に話を振った。


「仕方ねぇーな・・・んでシェリーは何かなりたいのとかあるかー」そうカイルが私に声をかける


「私は・・・冒険者になりたいかななんて・・・」そう言葉を返す。

(前世とは違う世界だからこそ色んな場所を見て回りたいしね・・・危険はあるだろうけど・・)モンスターが蔓延る世界だし盗賊やましてや貴重な種族だとばれたら危険は付き物なのも知っているが、それでも色んな世界を見て回りたいと私は思う。


皆驚いた顔をするが、「叶うと良いね!」そう言って応援をしてくれた。


私達はそれぞれ夢を語りあい他愛のない話しをして夕暮れ時が近付くと村へ帰った。


「大人になってもいつか皆で集まって、また色んな話しをしようね。」そう話しをしながら

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