プロローグ
地球とは異なる世界【ミールドウニャ】剣 魔法 科学が交わり
人のみならず様々な種族がいるこの世界に
突如異なる世界から生まれ変わった1人の少女の冒険録である。
いつもと変わらない平凡でつまらない日常が続くはずだった
20XX日2月15日この日を境に私の運命は大きく変わっていった
朝いつものように目覚ましで起きて軽めの朝食を作る。
ベーコンと卵を割ってフライパンで焼き、こんがり焼いたトーストの上にちぎったレタス・ベーコン・目玉焼きの順に皿に盛りつける。
お気に入りの黒ネコが描いてあるカップにコーヒーを注ぎ砂糖を2杯入れたら今日の朝食の出来上がりだ。
いつもの椅子に座りテレビを付けて天気予報やニュースを見ながら朝食をゆっくりと味わいながら食べる。
(今日は雨か・・仕事行きたくないなぁ・・・)
外を見れば曇り空 今にでも降り出してきそうな感じで何となく気分が憂鬱になってくる。
朝食を食べ終えた後、直ぐに身支度を済ませる。時間を見れば8:00そろそろ仕事に行く時間だ。
仕事用の鞄を持ち車に乗り込む。忘れ物はないし家の鍵も閉めた。
ネットで流行の音楽を聞きながら、仕事場に向かう途中で雨が降り出してくる。
雨風がだんだんと強くなり、視界が悪くなっていく
時間を見れば8:20分
仕事場にこのまま行くにはまだ早い時間帯だ
途中でコンビニに寄りお昼を買うかと思っていたところに
クラッシュ音がけたたましく鳴り響いた
目の前には大型トラックが迫って『ドカンッ!』と私が乗っている車にぶつかった。
車の向きが急速に変わりフロントガラスが割れる音や、周りの悲鳴が聞こえてきた。
体中が痛くて身体を動かすことが出来ずどこか切ったのか目の前が赤く染まり
薄れゆく意識の中暗闇へと沈んでいった。