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第四話


「はい、正解。俺だよ。お前だよ。楽しそうでいいな?」

「お前、そのフレーズ、気に入ってるだろ?」すごくムカつくのに笑ってしまいそうになった。

「そうでもないぞ」いや、この顔はかなり気に入ってる。でも、こんなことがわかっても何の役にも立たねえよ!

「無駄話はいいよ。勿体ないだろ?」と急かす俺。

「ばっかじゃねえの?時間止まってるし、ねー木綿?こいつ馬鹿だよね~雨の中、三時間も自転車漕いで、ほんと馬鹿」と停止している木綿子に向かって話かけている。

「ちっ、本当に性格最悪な?お前。本当に俺なのか?お前」

お前の質問になんか答えねえぞ、という感じで、あいつは、「さー、思い出タイムはっじまるよ~。おっ、お兄さん。いい時計してるね。はい、ちょっとごめんねー」と言ってちょんちょんと腕時計の風防をつつく。そうすると先程、木綿子に着けてもらったシルバーの腕時計の短針と長針が急に逆回転を始める。

「木綿子。ちょっと、この馬鹿借りるねー」とまた、木綿子に語りかけると、今度は俺の腕を力いっぱいひっつかみ、片腕で、俺のことを窓ガラスの中にぶん投げた。





「うわぁーーーーーーーーーーーーーーいきなり、全力で自転車漕ぎってなんだよーーーーーーーーっ」あのやろう、どんだけ、俺のことが嫌いなんだ!!


 気が付き、目を開けると俺は、真夜中の東京の街を全力で自転車を漕いでいた。脚がつりそうになる程の力を入れて陸橋と思しき坂道を登っている。しかも立ち漕ぎ、しかも、前から、大粒の雨が俺の顔めがけて飛び込んで来るわ、顔に叩き付けるわ。最悪の状態だ。

 そう、これは、忘れたくても忘れることはできない俺がまだ十六歳の頃の出来事。俺は、無心に自転車のペダルを漕いでいた。いや、一秒でも早く木綿子のもとに行きたい一心でペダルを漕いでいた。びしょ濡れの顔は、既に雨なのか、俺の涙なのかも、わからないという感じだったはずなのだが……ん?……ん?あれっ、でもなんか、あの時とちょっと違うような…痛っ…痛ええええええええええ~。本当に脚がつっている。でもあの時は、そんなことはなかったはず…と思いながら、つっていない右脚でケンケンしながら、自転車を引き、一旦、ビル下の雨のかからないところへ退避した。あの時と同じで急がなくてはならない気持ちはあったが、なぜか、体が言うことを聞かない。左の脚腿を叩きながら、ふと横を見る、ビルの一階に入っているテナントの窓ガラスに映りこんだ自分の姿を見て納得する。そりゃ、脚もつるわな…そう、ガラスに映った姿の俺は、現在の姿、数時間後には、四十歳になる俺だった。はぁ~相変わらず、めちゃくちゃだ。そうすると、急に力が抜けてへたり込んでしまった。


 つってしまった左脚を恨めしそうに見つめ、軽くつねる。何もかもが、変わってしまった事を思い知った瞬間だった。あの頃は、自分がしようと思った事がすぐに出来た。考える前に行動出来た。それは、いい結果であろうと、悪い結果であろうと関係なかった。木綿子を想う気持ち一つでいわば、なんでも出来た。笑われてしまうかもしれないが、あの時の俺は、木綿子の為だったら、火の中でも水の中でも平気で飛び込めた。そりゃ、東京の端っこから端っこまで、自転車で三時間なんてわけない。そんなことを考えていたら、あの時とは、全く違う涙が、俺の視界の邪魔をした。いつからこんなにも、変わってしまったんだろう…俺はと…


 そんな時だった…落ち込みながら、座り込む俺の目の前をものすごい勢いで通り過ぎる存在がいた。でも、視界が優れず、良く見えなかったのですぐに立ち上り、脚を引きずりながら通り過ぎた影を目で追ったが、既に結構先まで離れてしまっていた。しかし、俺にはわかった。今、俺の目の前を猛スピードで通り過ぎていった自転車の男は、間違いなく、あの時の、十六歳の時の俺だとわかった。俺は声の大きさには自信がある。


『おーーーーーーーーーーーーーーーい。おーーーーーーーーーーーーーい』離れてしまったとはいえ、俺の声だったら、確実に届いているはずだ。でも、奴は反応することもなく、どんどんと俺から離れていく。あれ?聞こえなかった?いや、あのくらいの距離で俺の声が聞こえないわけがない。


「しっかたねえな…」と呟いて自転車のところに戻り、「はぁ~」と息を吐き出し、『バッチン、バッチン…バッチン』と左腿を両側から、何度も思いきり叩き、「十六歳と四十歳の俺の勝負かぁ~勝てるわけねえ。でも、行くしかねえよな!」とペダルを蹴ると、ペダルクランクが何回か逆回転し、脚をペダルに戻すと、一気に力を入れて再び走り出す。普段は、ヘタレ気味の俺ではあるが、勝負となると話は違う。江戸っ子気質なのが原因かはわからないが、競争となると俺は熱くなるタイプだった。今の俺は、なんとしても、あの馬鹿やろうに追いついて、言ってやらなくてはならないことがある。


「うおーーーーーーーーーーーーーっ

」このめちゃくちゃな展開と、こんな所にぶっ飛ばしてくれたあいつへの怒りと、前を走る若き日の俺に対するやるせない気持ち、それに木綿子への想いが混ざり合った雄叫びを上げながら雨の道に踏み出した。


 いやぁ、脚、痛えなぁ、ちくしょう、四十の体躯に鞭を打ってペダルを漕ぐ、本当に何をやっているのだろう俺は…でも、今は、奴に追いつくことだけを考えて必死になってペダルを漕ぐしかない。異常に体が熱せられているのが分かる。もしかしたら、湯気を吐きながら走っているかもしれない…機関車かよ。俺は…と笑った。でも、なかなか奴の姿を視界に捉えることができない。更に、脚に力を入れる。もう、今にも壊れてしまい、ばらんばらんになってしまいそうな両脚はずっと痙攣しっぱなしだ。でも変えられるかもしれない未来を目の前に見据えていては、力を抜くことなんてできなかった。 

 しばらくすると、ずっと先に、人影のような物がいくつか見えてくる。あっそうだ!思い出した。あの日、俺は何度も、何度も、警官に足止めされたんだ。小さく見えていた影が近づいてくる。でも俺の脚も限界点をとっくに超えている。声をかけられる距離まで詰める前に、奴の影はまた遠のいて行く。その光景は、まるで、どんなに手を伸ばしても抱きしめることのできない木綿子ともかぶってしまう。くそう…なんなんだよ。

 それでも、ハンドルにしがみつき必死に脚を動かす、そんなことを繰り返し、いつしか、木綿子の実家の近くまで来てしまっていた。どんだけ、走らせるんだよ!あいつは!それでも、なんとかあいつに追いつくことが出来た。 中年男の俺が追いつけたのには、理由がある。奴は途中から迷いはじめていたんだ。あいつのことは良く分かる…ここまで突っ走ってきておきながら…奴は木綿子の家族のことを気にかけたのだ。こんな身勝手な行動で迷惑をかけてしまう事を躊躇していたのだ。木綿子の着けてもらった時計の針は三時二十分を指している。木綿子の実家近くのコンビニの前に立つ若き俺。そんなあいつに俺は、言わなければならないことがある。その為に、あの頃の何倍も苦労してここまで来たんだ。


「おい、お前」と後ろ姿に声をかけた。

…………

 おい、ガン無視か?奴は振り向きもしない。あれ??脚を引きずりながらもっと接近して、もう一度。

「おい、そこのお兄ちゃん」

…………

 まただ。どうなってんだと思い。今度は左脚を左手でさすりながら、「おいっ」と奴の右肩に手をかける。


すっ………空振り。もう一度、手をかける。やっぱり空振り。はぁぁぁぁぁ??何だ?この設定。やっと気づいた俺は愕然とすると同時に、心と体、俺の全てで叫んだ。

「最悪だーーーーー!何が思い出タイムじゃーーーーーーーーーーー干渉できないなら、先に言いやがれ!」


 無駄足だった。俺の脚はガクガクと震えている。ありきたりな表現であるが、まさに生まれたての小鹿のようだ… 目の前の若き俺は分厚い携帯を握りしめて、何かを決心したかのように、自転車を引きながら歩き出す。奴も全身ずぶ濡れだ。


 それを見て、俺も歩き出すが、もう、自転車はコンビニの前に置いていく事にした。歩くのもやっとの状態だ。雨の中を左脚を引きづりながら、若き俺の後ろを歩く、木綿子の実家はこのすぐ裏にある。


 でも、なんだかんだ言っても、久しぶりに、何かに本気で向き合った気分はよかったのかもしれない。体力的には最悪だったが、気分は意外と悪くなかった。


 やっとの思いで、たどり着いた木綿子の実家の前、若き俺は、木綿子の部屋を見上げ、立ち尽くしている。俺はというと、三メートルと離れていない位置に力尽きて、大足を開いて、上体を二本の腕でつっかえにして、その場に座り込んでいる。


 しばらくすると、仄かに灯る木綿子の部屋のガラスが開いて、木綿子が顔を出す。

「総ちゃん?何してるのぉ?なんで?馬鹿ぁ」既に木綿子の瞳からは涙が無数に溢れている。


 あの時に見た光景と全く同じだ。何も変わっていない…すぐに木綿子は下に降りてくるはずだ。


『ガラガラ』と木綿子の実家の玄関の引き戸が開き。パジャマ姿の木綿子が出てくる。もちろんこれも同じだ。そして、その木綿子の姿を見てこの歳になった俺も、あの時と同じことを思う。涙で顔をぐちゃぐちゃにした木綿子のことを、ただただ愛おしいと思うだけだった。木綿子は黙って、ずぶ濡れの若き俺の袖を引っ張り、玄関の中へを誘ってゆく。本当にあの時は、木綿子の実家の皆さんには大変な迷惑をかけてしまった…でも、木綿子のお母さんも、お父さんも真夜中に押しかけた俺を怒ることもなく、招き入れてくれたのを覚えている。そして木綿子のお母さんは、「馬鹿なことしてぇ」と言いながら、洗いたてのふっくらしたバスタオルで頭を拭いてくれたんだ。あのバスタオルの暖かさと良い香りは今でも忘れない。あっでも…妹さんはさすがにちょっと引いてかもしれないけどな…


 本当にめちゃくちゃしてたな…俺もあいつの文句言える立場じゃないな…そして、あの夜は、そんなむちゃくちゃな俺をご両親のご好意で木綿子の部屋にいさせてもらった。ずっと、二人で泣きじゃくりながら、木綿子が離れてしまわないように、俺は木綿子を抱きしめていた。が…木綿子を心を戻すことはついぞできなかった。今思えば…重いよな…しかも、どんだけカッコ悪いかって、恥ずかしすぎる…。でも俺は、今でも、木綿子のそれを俺は浮気だったなんて思っていない。ただ、単に相手の男の勘違い。ただの事故だ…だが、俺は、その男のことをもちろん許すことなんで未だにできていないが、俺にとって大切なのは、木綿子だけたった。その男に俺が何か制裁を加えたところで、木綿子の傷が広がるだけだったから。でも、今、思うと二、三発は殴っておきたかったかな?というわけで、そんな経緯で俺と木綿子の恋人時代は幕を下ろすこととなったのだ。


 木綿子の実家前の地べたに座り込んで言うのもなんだが…青春って痛いな…ほんと…はぁ~と息を吐きだし、空を見上げると、雨はとうに上がり、急ぎ足で去っていく雲間から、小さな星がちらちらと輝いている。雨上がりの匂いは切ない香りがして胸が軋む…やっぱり、終わっちゃったかぁ…と目を瞑り、そろそろ、帰らされんのかなぁ~俺、と思っていると…冷え切った体がじわりじわりと暖かくなってくる。おっ、もしやと…あいつがまた無茶な登場をしてくるような変な違和感を感じた。現れたら今回ばかりはもう許さないぞ。俺にこんな徒労をさせやがって…しかし、周囲を見渡しても奴が登場してくるような、ガラスもなければ、鏡に関していえば、その辺に落ちているはずもない。そうこう、考えていると、目の前が、もあっともあっと、ゆっくりとまるでその場所だけが、朝日に照らされるように明るくなって、その中に小さな人影が現れたのだった。そう、全く予想だにしない不思議な展開が目前で起きようとしていた。


 その影はゆらっゆらっと、揺らめきながら、そしてゆっくりと、俺に近づいてくる。一メートルを切ったところで、ようやく、姿を確認できるようになってくる。木綿子?いや、それにしては、背丈が低い。そう、地べたに座り込んだ俺と頭と同じくらいの高さだ。ゆっくりと、可愛いパジャマを着て、まるで寝ぼけているかのような足取りで、俺に向かって来るその少女の顔は、やはりどこかで見たような顔だった。あっ…ファミレスで目が合ったあいつの娘か?でも少し違う気がする。じゃあ、顔を見ていないお姉ちゃんのほうか?いや、恐らく、どちらでもない…目の前の女の子はまだ、五歳か六歳といったところだ。…しかし、この子も木綿子によく似ている、しかもこの子は、俺の子供の頃にもすこし似ているような気もする。という事を考えると俺と木綿子の子である可能性は否定できないが、果てさて、今の混乱した状況で、この子がどの俺と、どの木綿子の子であるかは、今は全く推測することすらできない。ここまでくると、人間、驚かなくなるのな?そんな事を思いながら、少女を見つめていると、少女は少し顔をあげ俺の顔を確認すると、迷子が親を見つけた時のように表情を明るくさせたあと、今度は、何処か安堵したような表情で、両腕を広げ、更に歩みを進める。既に俺の目の前だ。


 俺は、なすすべなく、その少女に抱きしめられた…木綿子に似た香りを纏った少女は、終始一言も言葉を発することはなかった。しかし、彼女の包容は、俺をなだめるような…そしてすがるような不思議な感覚。そして…とくん、とくんという彼女の命の鼓動が俺の全身の隅々まで染み渡っていくような不思議な感覚がに包まれた。なんといえばいいのだろう?幸せな心地というものがあるとするとこんな感じのことを言うのかもしれない。あの夜、木綿子を抱きしめている時の不安な感覚と全く真逆の安心感に満たされるような気持ちだった。


 結局、少女の正体は分からぬまま、散々走らされた俺は、疲れきってしまっていて、少女に抱かれたまま、徐々に意識がふわっふわっと舞い上がるような気分で眠りについた…。



「総ちゃん。お帰り!俺だよ。お前、馬鹿だよ」

「うるせえよ!言われなくてもわかってるよ!ちょいちょいアレンジするな!そんなことより、なんなんだよ!あれは?」

「楽しかったろ?」

「楽しくねえよ!無駄っぱしりさせやがって」

「おいおい、人のせいにするなよ。あれはお前が勝手に走っただけだろうが?」

「それはそうだけどよ…俺が言ってるのは、なんで若い俺と俺が接触できないのかってことだよ」

「そう簡単に過去なんて変えられるわけないだろ?現実だって変えられない奴がここにいるのに」と俺を指差す俺。

「じゃ、なんで俺を行かせたんだよ?」

「別に、意味なんてないよ。だから言っただろ?思い出タイムって、お前が忘れていることも全部思い出させてよろうという。親心ならぬ俺心ってわけだ」

「最もらしく、わけのわからないことを言うな。それともう一つ、あの女の子は誰だ?」

「は?何それ?」

「とぼけるなよ。俺がこっちに戻る直前に俺の目の前に現れた女の子だよ?」

「知らね」

「はぁ?お前の仕業じゃないのかよ?」

「だって、俺、お前に戻り方教えてなかったなぁって、思い出したから、これで釣り上げただけだもん」と言って大きな釣り竿をどこからか取り出して見せて笑った。

「俺のこと釣り上げたのかよ?」

「しかも、電動リール付きだぜ!すごいだろ?」

「ふざけるなよ」

「ふざけてねえよ。お前、ほんと文句ばっかりな。何で釣り上げようと俺の勝手だろ?」

「そういうこと言ってんじゃねえよ。じゃあ、あの子の出現についてお前は何の関係もないんだな?」

「なんだか知らねえけど…俺は関係ないな。そもそも、あっちでは、実際に起きた事象しか起きないはずなんだけどなおかしいな…で、どうすんだよ?思い出タイム、いらないなら、俺は帰るぞ!俺だって忙しいんだ。いいか、よく考えろ!お前がここで木綿子と飯を食っている。そして俺とお前がこうやって話してるってことはだな、俺だって俺の現実では同じ場所で、久しぶりに木綿子と二人きりで楽しく食事をしているんだからな?それなのに、お前のために骨を折ってやってるんだぞ」

「勝手なことばかり言いやがって、なんでもわかってる風なこと言っておいて、お前のわからないこともあるんじゃないか」

「お前が考えそうなことはだいたいわかるってだけだ。俺はお前なんだから。でも、俺が見てねえもんは、わからんし、答えようがねえな。うんで、どうすんだ?」

「行くよ」

「お願いしますだろ?」

「は?なんで俺が、お前にお願いしなくちゃいけねえんだよ?行かせろよ」

「だってさぁ、お前、向こうに行っても何にもできないのに、俺に時間旅行に行かせてもらうわけじゃん。だから俺にお願いするのは、当然だろ?」

「何にもできないって、お前が勝手に思い込んでいるだけだろ?」

「じゃあ、何ができるんだよ?」

「………」

「てんてんてんって、だまるんじゃねえよ!」

「俺が、あっちに行ってあいつの未来を変えてやるよ。無茶でもなんでもして」

「そりゃまた、いきなりでかいこと言ったな。うんじゃ、お前には、無理だとは思うがやってみれば?」

「ああ、やってやるよ」

「お前、やっぱ単純な?できるかもわかんないのに自分でハードル上げんのな。ははは。本来の自分の現実もまだ、変えられるかもわからない奴が、よその世界の自分の未来を変えてやるなんて言うこと自体が滑稽の極みだな…」

「うるさい。やってやるよ。お前はそこで見てろ」俺は、あいつに吐き捨てた。


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