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刃金の翼  作者: 山彦八里
一章:出会い
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18話:刀の理由

 侵入者を感知した魔法陣が連鎖的に発動、その内に宿る奇跡を発現する。

 三人の周囲を爆炎が覆い、魔法によって生まれた熱がジリジリと肌を灼く。


「う、うわあああっ!?」

「落ち着いてください、ミハエル」

「二人とも伏せろ ――狂い咲け、“菊一文字”」


 カイはスラムに入って初めて刀を抜く。

 即ち、必殺の意志の発露。

 火の海は危機であると同時に己の加護が最大限に発揮される状況だ。


 その意図を読み取ったソフィアがミハエルの手を引いてその場に伏せた。


「――ッ!!」


 斬、と振るわれるのはクサナギの加護を受けた風刃を纏う一刀。

 一閃にして周囲一帯の爆炎を建物ごと切り裂いた。

 丈夫とは言い難いスラムのバラックは半ばから切り飛ばされ、互いに引っ張り合うように次々と倒れていく。


「は、え……ええ!?」

「跳ぶ。口を閉じろ。舌を噛むぞ」


 崩れる建物の砕片を避けてカイは二人を抱えて後方へ跳躍した。

 直後、ぐしゃり、と異音を立ててスラムの一角が崩れ去った。


「ソフィア」

「はい。魔力探知の精度が低いのはおそらく相手が“呪術”を併用しているからだと予想されます」

(揃った、などと言っているからまさかとは思ったが)


 着地し、片手で抱えたソフィアからの報告にカイは眉を顰める。

 ソフィアの探知能力なら魔法罠が発動するまで気付かないなどということは普通ない。

 そして、発動する直前に見た活性化した魔法陣の外観。


「血文字による構成ですし、生き物を生贄にして魔法陣の上に呪術で隠蔽を施したのでしょう」

「相変わらず呪術は何でもアリか」


 自分の胸に軽く触れてカイは嘆息する。


「ここまでウィザードを感知できなかったのも同様の理由だと思われます。この距離なら複数人――四人のウィザードの気配を感じられます」

「呪術にはどの位対抗できる?」

「簡素なものなら解呪も可能ですが、発動を阻止するのが一番です。何が起こるかわかりませんので」

「……だろうな」


「――来ます。北西、距離八十」


 ソフィアが警戒と共に杖の先端を彼方に向ける。

 二人を下ろしたカイが無言で外套の合わせを外し、静かに気を練る。


「……愚鈍なる国軍ではないようだな」

「我らの儀式を邪魔する者に死を」

「“神”に貴様らの心臓を捧げよ」

「今こそ全てを無に帰す時」


 視線の先には砂埃を隔てて蠢く剣槍を構えた十数人の傭兵。皆何故か表情が虚ろで、うめき声ばかりでマトモに声を発することもない。

 その奥に居るのが呪術士、ウィザードだろうか。一様に杖を持ちローブを被った四人組が好き勝手に言葉を並べたてている。会話が通じるようにはみえない。


「……ほう、この魔力の感触。そちらの女子は魔術士か」

「僥倖であるな」


 フードから僅かに窺える視線は纏わりつくような粘着質。

 自身に触れる魔力探知と思考の波にソフィアは我知らず嫌悪感を示した。怖い、というよりも気持ち悪い。ローブを着た人型が、何かおぞましいものに感じられてならない。


「五色の俗神に塗れているが逸材であるか」

「極上の供物が向こうから来たな」

「子供と男は不要だ。殺せ」

「――大気に満ちる無限の熱素よ」


 名乗りもなく戦端は開かれる。

 後衛が杖を構え、前衛が指示に従い散開しようと――


 ――瞬間、風が吹き抜けた。


「……ぬ?」


 ヒヤリとした感触が首筋を通り抜けた気がしたウィザードのひとりが振り向こうとして、体勢を崩した。

 意に反して魔術士の視界は落下し、地面を転がった(・ ・ ・ ・)


 絶命の瞬間、頸を落とされたウィザードが見たのはゆっくりと倒れていく自分の体だった。


「一人、次」


 駆け抜け際に首を刈り取ったカイが振り向く。

 五十メートルを駆けて尚、脱ぎ捨てた外套が地面に落ちるよりも早かった。


 手数がほしいなら無手で良い。威力がほしいなら大剣、リーチが欲しいなら槍がある。

 しかし、手数、威力、リーチ、全てにおいてある種中途半端な刀という武器でしかなせない戦い方がある。


 すなわち、切り抜け。すれ違いざまに鎧ごと斬り伏せる高速の一刀。

 ナイフでは鎧を断てず、大剣では遅きに失する。

 交差の一瞬に過不足なく命を絶つその姿こそ、かつてソフィアが共鳴した際に感じた鋭さと速さという二面性が結実した姿だ。



「チィ!! ――傀儡よ」

「我らを護れ!!」

「身の程を知らぬ虫を叩き潰せ!!」


 一殺百警の光景。

 傭兵達は声に従いカイを最大の脅威と認識し、残る三人のウィザードを庇うように前へ出た。

 疾風、閃光。それを形容する言葉はいくつもあるが、事実は一つ。

 誰も反応できなかったほどの“速さ”、それがこの状況を作り出した。


 潜在的な脅威度ではウィザードであるソフィアの方が上だが、彼らは最早カイを無視することはできない。

 目を離せば次の瞬間には斬られていると、本能で理解してしまったのだ。



「下がりますよ、ミハエル」

「え? でもカイが!?」

「ここはまだカイの“間合い”です」


 ソフィアがミハエルを伴って下がる。

 カイが再び加速する。真正面からの突撃だが、その速さに相手の前衛は咄嗟に反応できなかった。


 一年前、魔力は奪われ、位階は大きく落ちた。多くのものを失った。

 だが、その手に刀がある限り、侍は戦える。その魂の尽きぬ限り、戦えるのだ。


 振るわれる一刀がまた一人の命を散らし、血飛沫が舞う。


「ア、ガ……」

「二人」


 紅い花が乱れ咲く下で細く吐き出される呼気、翻る刀、静かに踏み出される足。

 間合いに次の相手を捉えつつ、侍は簡潔に口を開く。


「――来い」


 身を切るような冷たさを孕んだ北風の如く殺意に透徹された声が辺りに響く。

 死刑宣告に等しい声に味方のミハエルすら背筋を震わせる。


 根源的な恐怖を掻き消さんと傭兵達が殺到し、ウィザード達が杖を構えて詠唱を始める。

 三人対二十……二人脱落し、十八人となった彼らとの戦いが始まった。



 ◇



 足元を震わせる地響きとともに激突が連続する。

 金属が擦れる音、鼻を衝く血の臭い、突き込まれる剣閃の数々、肌を灼く炎熱魔法、そして命を断つ手応え。

 戦場の気配を五感で感じる。


 目の前、横薙ぎに振るわれた戦斧を潜るようにして避け、脇を抜ける際に片手抜き打ちで両腕を切り落とす。

 駆け抜けた背後、腕の断面から噴水のように血を噴き出して傭兵が倒れる。


「三人、次」

「何をしている!? 命を惜しまず囲め!! 敵は一人ぞ!!」

「オアァアアアッ!!」


 うめき声のような気炎と共に死角から突き込まれる槍の穂先。

 振り向く回転の動きでガーベラを引き戻し、迫る槍の穂先を巻き取るようにして外へと切り払う。

 そして、槍が引き戻されるよりも早く一歩を踏み込み、切り返す一刀で相手の頸を落としてその脇を抜ける。


「――大気に満ちる無限の熱素よ――昇華せよ、フレアボム!!」


 進んだ先、息を吐く間もなく周囲に熱が集まっていく。

 直感に従い方向転換、膝のバネでその場を飛び退く。

 一瞬前に居た場所で爆発が起こり、負傷して動けなかった傭兵を巻き込んで木端微塵にした。


 相手のウィザードは配下を顧みず炎熱魔法を撃ち込んだが、それでも尚カイには届かない。

 一撃当てれば確実にカイを倒せるだけの威力があるが、逆に言えば、当てることが出来なければカイを止めることはできない。

 その間にカイはさらに一人の首を落としている。


「六人」

「何故だ!? 何故魔法が当たらんのだ!?」


(――――もっと速く)


 血飛沫舞う鉄火場に身を置き、頸をひとつ落とす毎に心にこびり付いていた何かが落ちる気がした。

 それにつれて切っ先まで神経が通い、己という歯車がカチリと嵌る感覚が全身を満たす。


 喜びや楽しさはない。必要ない。恨みもなく、怒りもなく。殺意すら濾し取り、研ぎ澄まし、ただ斬るという機能だけが残る。


 ――全ての命は平等であるが故に、全てを殺す。


 剣を振るだけでは守れないものもあるという。成程、至言なのかもしれない。

 だが、この身は守りたいと思ったものさえ斬れたのだ。


 だから、この剣に斬れないものはない。


 もう、それしか残っていないのだから。


「九人」

「ジネェェエエエエッ!!」

「オオァアアアッ!!」


 戦いの最中、呪術士の支配力を上回る絶望と諦観に傭兵たちは正気を取り戻したが、それ以上の死への恐怖に再び狂乱した。

 左右からの挟撃。限界を超えた豪力(ストレングス)、仲間を顧みない範囲攻撃、捨て身の突撃、それぞれの全力が絞り出される。


 だが、それすらも首筋を撫でる一刀の下に否定される。

 悪夢のように断たれた首がクルクルと空中を舞い、あっけなく墜ちていく。


 傍から見れば異様な光景だろう。

 相手が剣や斧を振ってから侍は刀を振り始め、悠々と追いつき、完全に追い越しているのだ。


 この短時間でカイの剣はさらに加速(・ ・)していた。

 刀は速度と鋭さで斬る剣であるが、それにしても常軌を逸した速さだろう。


 秘訣は技術の根本まで遡る。

 すなわち、殺されるより先に殺すという“理”

 常は防御や回避に割り振っている能力の全てを攻撃に集中し、振りかざされる太刀の下を潜り抜け、死地からさらに一歩を踏み出す捨て身相打ちの剣。

 師から学んだそれをカイは突き詰めた。



 ――その身は防御を捨てれば捨てるほど、死に近づけば近づくほど加速する。



 カイの剣には本来、待ちも、フェイントも、後退もない。

 触れるもの全てを打ち払い、斬り裂き、ひたすらに駆け抜け、加速の果てにいつか神にすらその刃を届かせんとする屍山血河の求道。


 この剣の前では距離は無となり、時間は零となる。

 故にその理、その流儀の名を『無間』という。

 人の極みに迫る速度域について来られない者は触れることすら許されない。


 そして、その法則は魔法とて例外ではない。


「――怒れ、サンダーボルト!!」

「遅い」


 上空から雷撃魔法が飛来するより一瞬早く、カイの体が跳躍に乗って飛ぶ。

 全属性中最速の到達速度を持つ雷撃魔法すらその身を捉えることはできない。


 傭兵達の頭を遥かに跳び越して、横向きに大城壁へ着地。その身を地面と平行にして壁を駆けて、新たな標的へと襲いかかる。

 侍の持つ卓越した体捌きとイダテンの加護、一歩で十メートルを飛ばす敏捷性が壁走りという慮外の戦法を可能にし、戦場の壁や建物の側面をも足場にした三次元的な機動が一方的な高速戦闘を具現化していた。


 足裏で壁を削るように壁を駆け、最後の一歩を全力で踏み込む。

 加減なしの震脚にも凹む様子のない絶対強度の大城壁が足裏に確かな反発力を返し、その身を射出する。


「撃てッ!! 撃てええ!!」

「十一人、次」


 弾けるような飛翔。

 貫通込みで投げ込まれた短槍を体を捻って躱し、お返しに軌道上に居た傭兵を抜き打ちの一閃で斬り伏せる。

 足を止めないままさらに二手三手を組み交して戦場の反対側まで抜ける。その間に都合三人を斬り倒していた。


 残りの傭兵はこの短時間で既に二人まで減っていた。辺りには首のない死体がゴロゴロと転がっている。

 戦闘の余波で瓦礫と死体が散らばり、互いを遮るものも少なくなってきた。


「十四人、次」


 断続的に削られていく周囲の状況を見て、こちらに杖を向けたままウィザードのひとりが隣の二人に目配せする。


「フム……仕方あるまい。お主らは向こうの二人を相手せよ。こちらは私が受け持つ」

「……御意」

「では」


 ウィザード二人がソフィア達の方へ向かう。

 背中を晒した相手を仕留めんとカイが踏み出し――



「貴様はここで潰れて果てよ。

 ――出でよ、重力の縛鎖、我は対価にヒトの魂十七を捧げる」


 瞬間、憎悪が戦場に降り注いだ。


 それは呪いの言葉。世界を呪う呪詛。

 応じて、戦場に横たわる死体と残る傭兵すべての胸が弾けた。


 侍が眉を顰める。

 凄惨な光景だから、ではない。そこにあるのは人体構造を知るが故の疑問。胸に穴のあいた彼らの身から零れる血が少なすぎる。


 傭兵が倒れた拍子に穴の中が覗けた……理解した。

 崩れるように倒れた彼らは皆、心臓(・ ・)を奪われていた。


 ズン、と地面が沈む音が辺りに響く。


 ここに、傭兵達の心臓を対価にした呪術が完成した。


「……支配の呪術はこの為か」

「然り。超重力の味はどうかな? 血を鉄に入れ替えられたように感じるだろう?」


 いままさに駆け出そうとしていたカイの足が地面に縫い止められている。踏み出そうとしても僅かしか足を上げることができない。


(重い。場に効果を加える呪術か)

「呪詛によってこの場に押し固めた十六倍の重み。立つのも辛いであろう?」


 たしかに、全身全方位から押し潰されるような圧力を感じる。

 一度膝をつけば立ち上がることは叶わぬだろう。無理に踏み出せば、つま先から順々に潰れていくだろう。

 だが――


「それがどうした」

「む?」


 カイは足を進めた。

 全身が砕けるかのような過負荷。一歩踏み出す度に骨が軋む。血が正常に巡らず、視界が赤く染まっていく。

 それでも尚、歩みが止まることはなく、全身から気を放出しながら少しずつ加速していく。

 進みに精彩を欠くが、その身は確かに駆けていた。


「ば、馬鹿な!? 立っていることも辛い筈だ!!」

「――お前を斬る」


 呪詛に決意を以て返す。


 感知範囲内に呪術の起点は感じられない。雷切は使えない。

 ならば本体を叩くしかない。カイにとっては当然の帰結だ。

 そこにどれほどの苦難があろうと、終着点がみえているならばあとはこの脚の動く限り進むだけだ。


「ええい、凡愚めが!!

 ――昇華せよ“拡散制御”、フレイムランス・ウォール!!」


 苛立ちと共に放たれた炎槍が地面に着弾、拡散された炎熱魔法が彼我の間に立ち昇る。

 見た目は炎の壁。それはカイの天敵だ。

 触れればただでは済まない上、拡散された術式を一太刀で斬ることはできない。ソフィアとの模擬戦で確認済みだ。

 そして、敏捷性を奪われたこの身では先程までのように壁走りで突破することもできない。


「魔力も感じられない無能めが!! 灰となれッ!!」

「それがどうした!!」


 できることはひとつだけ。やるべきこともひとつだけ。


 刀を前面に構えて走る。

 魔法を斬れないのなら焼き殺される前に本体を殺すだけのこと。


 それこそがカイの本来の戦い方。


 この足は魔法を躱す為に速いのではない。逃げる相手に追い付く為に速いのだ。

 この剣は魔法を防ぐ為にあるのではない。相手の護りを突破する為にあるのだ。


「――狂い咲け、“菊一文字”!!」


 刀気解放。

 主の気概に応えた名刀は風の刃を迸らせて、侍を一本の刃と化した。


 侍は今にも砕けそうな全身を限界まで駆動させ、最後の一歩を踏みきった。

 超重力下とは思えないほど鋭く伸びる跳躍突撃。

 目前の炎の壁に一瞬の躊躇もなく全身を跳び込ませる。


 構えは刀を寝かせた片手平突き。

 脚、腰、肩、肘、刀と内旋を伸びへと変換し、多段加速した刺突の先端が空気の壁を割る。


 それはかつて相対した武術教官、キリエが得意とするサムライ最速の突き。


 閃光が駆ける。

 矢のように迫る一刀は咄嗟に展開された障壁を風刃で相殺し、勢いを殺さずその心臓を刺し貫いた。


 全身を焼かれながら炎の壁を抜けた侍はそのまま胸を抉り、刃を返して横に切り抜ける。

 迸る鮮血がローブを濡らす。

 ウィザードが口からごぼりと血の塊を吐き出した。


「アガ、ギィ――貴様の魂に呪いあれ!! 呪われてあれ!!」

「呪詛は間に合っている」


 放たれる末期の言を聞き飛ばし、カイは返す刀で首を落とす。

 斬首の一刀は手の内に僅かな感触を残して振り抜かれた。



 侍は残心しつつ、刀を納めようとして周囲がまだ超重力下にあることに気付く。


「……厄介な」


 全身の気を絞り出した今、この下で先程のようには動けない。

 さらに、魔法抵抗力のない為に拡散した炎熱魔法に焙られた全身は火傷塗れになっている。両腕の惨状から道衣の下の状況も察せられた。

 魔術士を倒すのがあと数秒遅ければ、その身は炎に焼き尽くされていただろう。


 思わず、顔を顰める。

 どこもかしこも動かすたびに引き攣るような痛みが走る。ひとまずチャクラを発動して応急処置としておく。

 まだ倒れるわけにはいかないのだ。


「ソフィア、ミハエル」


 視線の先、ソフィアとウィザードふたりが派手に魔法を撃ち合っている。


 相手はまだ残っているのだ。

 重力の鎖に体を縛られながらも、カイは傷だらけの体を叱咤して動き出した。

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