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第76話 稼ぎパーティ、獅子奮迅! その2


 広域救援隊のクエストをいくつか終え、先に宿へと戻っていたコルック、メメ、ダフダフ、ナギサ。


 夕方も過ぎたころ、稼ぎパーティが遅れて帰ってきた。


メ「あら、お帰り。稼ぎの成果はどうだったかしら?」


 上々だぜ、とリオンが答える。

 皆が気になっていたフロニア洞窟での成果を述べていった。


ダ「へぇー、クリスタルフェアリーをそんなに。すごいすごいー。

 2つ目のエンチャントチャームもゲットできちゃったのー、やるじゃんっ!」


マ「ちなみにこれが今日魔物から得られた素材とドロップ品だよ。」


 机いっぱいに戦利品を広げるマイア。


メ「どれどれ…。えっ、これってミスリル鉱かしら?クリスタルフェアリーからとれたの?」


セ「さすがにお目が高いわね、その通り。これから稼ぎを続ければ、数も確保できそうよ、名鍛冶メメさん。」


 メメは他の素材にも目を奪われ、何がどこでとれたものかマイアに事細かに訊いている。


 そこへ今度はコルックたちの調子を伺うアロ。


ア「ところで広域救援隊の方はどうでしたか?順調に行きましたか?」


 聞かれて微妙な空気になる4人。ダフダフが、でへへと照れながら答える。


ダ「結論から言うと広域救援隊はちょっと苦しかったね。

 ヒーラーや前衛、補助と揃ってはいるんだけど、魔法の援護がないのが少しつらたんでした。」


ナ「敵もさる者、こちらに砲撃要員がないと知ると、守りを固めてじわじわ削りに来てな…。」


メ「ミカもいないから、回復もバフも瞳力もなかなか自由に使えなかったの。

 今日のメンバーの疲労具合もみて、Cクラスのクエストは最初の1つだけでやめておこうということになったのよ。」


コ「け、結局Cクラス中1つ、Dクラス上2つを周って終わりましたね。

 Dクラスでは特に問題なく周れました。」


 そうかー、と悩むマイア。


マ「私たちはクエストで食べてる冒険者。困っている人たちに報いる義務があるんだ…。本来のクエストも疎かにしたくはないね。

 稼ぎにはラッキースターのミカが必要だし、難易度の高いクエストにも同じくマナ源としてミカがほしい。両方は立たないから困ったものだね。」


ミ「やっぱりミカは偉大でしたか…。」


 少し考えると口を開くアロ。


ア「稼ぎについてはそんなに思い詰める必要はないと思いますよ。私たちが強くなれば、より難しいクエストをより多く回すことができます。」


 アロに口添えするリオン。


リ「例えばトールのやつらは強い。だからといってできるクエストを全部こなしているわけじゃねえしな。

 程よく他人に任せることも大事だし、責められることもないと思うぜ。」


 そっか、それもそうだね、と返すマイア。


マ「パーティの増強は急務、これは変わらない。

 達成できるクエストの質は下がるかもしれないけれど、今後も稼ぎには力を入れてやっていこう。

 長期的にはギルドに報いることができるはずだ。」


 その後アイテムの取れ高をみて、フロニア洞窟以外のおいしい稼ぎ場を検討するマイアたち。

 話し合いは夜遅くになっても続けられるのであった。


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