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第29話 新たな挑戦


 ギルドにて、新たなクエストの発表をする受付嬢。


受「みなさん、ようこそ揃っておいでで。それでは早速気になる、皆さんの次のクエストを発表しますよ。

 ドゥルドゥルドゥルドゥル…。」


 緊張に固まるはなまるパーティ一行。誰ともなく唾を飲み込む。

 自家製ドラムロールを止めると、ここぞとばかりグッと力を溜めている受付嬢。

 リオンがはよせい、と声を出しかけた。


受「…じゃん!次のクエストはフロニア洞窟のゴミ掃除です。

 その難易度実にCの中レベル!みなさん成長されましたねぇ。」


 しおしおと感激している受付嬢は自分のことのように嬉しそうだ。はなまるパーティの一同も嬉々とした悲鳴をあげる。

 だが一転、緩めたその表情をきっと締め直し受付嬢は告げる。


受「しかしです!このダンジョン、敵もパーティで現れることが散見されます。硬い前衛に阻まれている間に、敵の援護で味方はズタボロに…なんてことは枚挙が暇ありません!」


セ「本格的な戦略戦になってきたということかしら?」


受「その通り。そしてフロニア洞窟は多くの寒さを得意とする魔物で構成されていますが、そのカーストの頂点にそれらを糧にする一部の火炎属性の魔物もいます。

 対になる属性の魔物を前に、対策の難しいことでも知られているダンジョンなのですよ。」


 ふむふむと耳を傾けるマイア。


受「…ですが、私たちはあなた方の急成長を受け、この難易度のクエストなら概ねクリアしうると考えました。

 緩むことなく挑んでください。クリアすれば、しばらくこの難易度のクエストが通達されるはずです。」


 やりがいが出てきたぜと息巻くリオン。


受「また必ずではないですが、これからのクエストには最奥部付近にボスクラスの魔物が控えていることがあります。

 もちろんそれらもクエストの討伐対象に含みますが、どうしても無理なときは撤退も考えてくださいね。」


 最後に受付嬢は付け加える。


受「今回はそれなりの難易度のゴミ掃除。マナの結晶やレアモンスターなどで、思わぬお金や経験値が稼げるかも知れませんね。ご武運期待していますよ。」


 条件反射で目がジルクになるマイア。それをなんとも言えない顔でメメが見つめる。


 ギルドを後にしたはなまるパーティ。コルックが口を開く。


コ「ま、まずは装備を整えに行きましょう。最近はホラー系の魔物が相手で、僕の攻撃魔法やバフがよく効いていました。はい。」


リ「そうじゃない今回はそれなりに苦労するってか?

 あのアンデッドソーサラーのパーティを倒したんだ。ゴリ押しでも行けると俺は思うがね。」


 マイアが少し考えて言う。


マ「必要以上の出費は避けたいけど、大きな危険も避けたいからね。なんにせよメメには武器があった方がいい。

 他のメンバーにも良いのがあれば武器を見繕って、それから一度ダンジョンに挑戦してみるのがいいかな。」


セ「節約志向なら、属性武器より汎用性の有る武器のほうがいいかしらね。炎属性と氷属性なんてとても揃えていられないもの。

 それでダンジョンに挑戦して苦労するようなら防具の方を整えましょう。」


メ「私は鈍器が良いですね。邪魔なやつらは力でぶっ潰してやるのが一番。

 装甲が硬い敵もごついので殴ればイチコロですからね。」


 パーティの冷ややかな視線がメメに集まる。尊敬の眼差しでもないのになぜかメメは誇らしげだ。


 はなまるパーティは武器屋を巡る。

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