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ねじれ純愛

作者: 文園そら

「信じるなんて信じない」と君が言うなら

それはきっと僕のせいなのだろう

愛してるとか好きだとか

言葉にするのに自信があった そのうち言葉に囚われた

僕らは関係性としか言えない関係性だった 君は分かっていたんだね

永遠などないというならば あの愛はそれを覆した

この手を見る度に 君の手の温もりを思い出せるから


ごめんなさいと言うには

あまりに遅いだろう 日が昇って日が落ちる間に

「大嫌い」「もう嫌」って言葉に泣いた

君のことがもう分からないと思った

言葉をこねくり回して あの時間はもったいない

僕は言葉なんて気にしなければよかった

君が何をしてくれたのかを 髪の香りで心地よくしてくれたことを

優しく抱きしめてくれたこと 腕を引いて歩いてくれたことを

首に歯型をつけてくれた初めてのひと

永遠などないというならば あの愛はそれを覆した

消えて化石になっても残るもの 何者も僕から奪えないものがあるから

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― 新着の感想 ―
[一言] 歌詞を読んでいるようです。彼の彼女に対する愛情の深さと、それ故の行き場のない感情がとてもよく伝わってきました。 「永遠などないというならばあの愛はそれを覆した」 この一節が非常に印象的です。…
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