2025年。バレンタインデー(イラスト投稿)
ミナト『なんでなにかしらのイベントごとにオレがこんな女の子女の子した格好をしないといけないんだろう……』
シオン『神のみぞ知る』
ミナト『お正月の振袖は伝統衣装ということで百歩譲っていいとしても。今回のこれは…………気持ち的に完璧に女装になるんですけど……』
シオン『問題ない。ミナトは、可愛い。似合うこと、間違いなし』
ミナト『シオンはこういうコスプレみたいなの躊躇ないよね?』
シオン『んー、今回は、どっちかっていうと、元の世界で当たり前だった、ものだし?』
ミナト『そういやそうか……。くっ、だから余計にオレの気持ちの中の女装感がすごいんだけど……!』
シオン『気にしない。じゃあ、着替える』
試着室に入る二人。
ミナト『うう、とはいえ、改めてみるとほんとにアレだなぁ……』
シオン『ミナト、着方がわかんなかったら、手伝うよ?』
ミナト『うん、ありがとう。その時はお願いす…………うおおおいっ! なんで試着室のドア半開きで覗いてるの!?』
シオン『眼福、じゃなくて、心配になって?』
ミナト『だ、大丈夫だから! とりあえず閉めて欲しいかな!?』
シオン『はーい』
タイトル『2025年。バレンタインで制服ミナトその①』
タイトル『2025年。バレンタインで制服シオンその①』
タイトル『2025年。バレンタインで制服ミナトその②』
タイトル『2025年。バレンタインで制服シオンその②』
ミナト『……やっと撮影終わった。なんかオレの中の男のなにかも終わった気がするけど……』
シオン『お疲れ様。衣装、片付けに持っていくから、ミナトのもちょうだい』
ミナト『ありがとう。じゃあ、よろしく』
シオン『構わない。じゃあ、いってくる』
ミナトから見えない場所において。
シオン『むふふ……いい匂い……』




