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三題噺

三題噺第4弾「天」「糸」「ねじれた運命」

作者: 音奏

 最近、不幸なことが立て続けに起きた。


 身内が突然亡くなったり、交通事故に巻き込まれそうになったり、信頼していた人物から裏切られたり。

 もう、こんな日常はどうでもよくなってしまった。


 何か面白いことはないのだろうか?

 何か楽しいことはないのだろうか?


 運命の女神がいるのなら、それはきっと、相当ロクでもない女神なのだろう。


 やはり、リアルなんて糞ゲーだ!

 リアルが楽しいと言っている奴は、不幸な出来事が立て続けに起きた時の私の心情を理解できるのかい?


 私には理解されると、共感されるとはこれっぽっちも思えない。


 だから、私は二次元に生きることにした。



 二次元には、私と同様な考えを持つ方々がいっぱいいらっしゃる感じがする。

 これこそが共感というものだ。


 しかし、リアルがあってこその二次元。

 リアルで何かが起これば、二次元に居られなくなってしまう。


 まぁ、もう飽きて疲れてしまったから、いっか。

 小さい頃に思い描いていた、夢からは遠ざかり、二次元という糸のような切れそうなものにすがり、今もなお、暗転的に生きています。


 どうか、運命の神様。

 私をねじれた運命から救ってください。


 天命が尽きる前に……。


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