第六話〜自己紹介〜
「じゃあ、ももちゃんも泣き止んだしいろいろ整理しとくか」
「その前にさー、お…私のことももちゃんってこれから呼ぶの?」
まだ女子の言葉を実際に喋るのは恥ずかしいけどとりあえず一人称は変えていこう。
「えっさっき自分でももって言ったじゃん」
「百々冬姫でしたよね?他に呼んで欲しい呼び方ありますか?」
「一応愛称はもふもふ姫という設定にしてるけど…ちょっと長いなー。…というか普通にももでいいよ。名字が桃だし」
「それはやだ。つまんない。そういえば、しずくちゃんはさっきもっふーって呼んでたよね?」
「そうだよー。呼びやすいからゲームの中ではいつももっふーって呼んでるよ」
「僕は本人が希望してるももで呼ぼうかなー」
「ほんとか!ありがとう!ありがとう、彗!」
「なんかもっふーも、もも も微妙なんだよなー。やっぱ俺はももちゃんって呼ぶわ」
「まぁ、1人から呼ばれるならいいか…そういえば、みんなのキャラ名ってなんだ?教えてくれ」
「うーん教えてもいいけど、もうちょっと可愛くお願いしてよ。男言葉に戻ってるし」
「颯太、お前なー」
「どうしたの?"ももちゃん"!」
「うっ…分かったよ。皆さんのお名前教えてくれる?お願い!」
「合格!俺は颯太だ」
「合格ってなんだよ!っていうか本名にしたのか!」
「僕はシュウです」
「私は神様!」
「…お前、なんでいっつもそんな名前ばっかなんだ?」
「かっこいいじゃん!神様だよ神様!」
「はぁー、まぁいいや。じゃあここはゲームの中だしとりあえずその名前で呼ぶってことでいいな?」
「さんせー、よろしくねももちゃん!」
「やっぱやだ…」
一度、登場人物とキャラ名を整理しておきます。
桃 大樹……百々 冬姫
桃 しずく…神様
石川 颯太…颯太
神谷 彗……シュウ
それから、恋愛小説の連載を開始しました!
タイトルは「とある黒猫の恋物語」です。
興味がある方は是非読んでください!