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詩「share」
詩 「share 」
空の動きのなかに包まれる細菌たち
われらの運行の記憶とは幻影の手にカンナ
全てがこれからでも
人間の囚われは多重に並列
喜びと思い出は一致はしない
鳴らしたり 繰り返したり
空の中でやってくる自意識
家族は囲おうとする守衛の努め
生も死もここにあったもんさ
互いに宜しく 子供の苦しさを曲げずに
眼差しを見捨てぬのは気高いもんさ
文字数に制限があるようでここに補足を、過去とは既にあったようでなかったものてあるが、記憶とは仕合わせに整うことあり、いや、体験によって違うとは思うが、ただ望みの通りの行いも自身の節度に則るのはとても大事だと感じ、この国では中々忘れ去られた観念あるいはきれいごとかもしれませんが、その大切さを踏まえた死の世界のなかで生きていることへの私なりの声です。