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詩「monday evening 」
詩「monday evening」
このうえにやってくるものが
痛めることでも思いがけずに泣いてしまうことでも
私は毅然と死ぬまでの途を辿れるだろうか
何かに怖れて 何かを明らめようとして
可能だという自信から
雨露のように滑り行いてしまうのだろうか いつでも
想像は前提で 行動から浄化されて
必死という体は取り込んで ほらまた夕暮れる 雨だってば
一歩ずつ追わないと老いることは難しく
また今日も生き延びたと安堵する方が
どこか 単一化される気がする
身体から隣り合わせて 怖がっているのは自分を鏡とした
あなたの方だと虚勢を張るならば疲れるのは私の方
からだから自分までやわらかく
しならせて浮き沈むところに
はっきりとした焦りが隠れている