表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/30

魂を越えろ!3つの試練と真の覚醒

【ケント:鏡の世界】


「……なぁ、俺。お前、俺の“なりたかった姿”ってどういう意味だよ?」


目の前にいるのは、もう一人の“自分”。

整った顔。背筋が伸び、言葉には自信があふれ、なにより“迷い”がなかった。


「お前はずっと“強くなりたい”って願ってきた。

でも結局、心のどこかで“誰かに助けられる”ことを期待してた。

そんな甘さが、お前を弱くしてきたんだよ」


「…………」


「俺は、お前の“理想”を具現化した存在。

恐れも、迷いも、過去の後悔も、全部切り捨てた“覚悟の化身”だ!」


「なら――試させてもらうぜ、“俺”!!」


剣と剣がぶつかる!

音が響くたびに、記憶が暴かれていく――


かつての惨めな生活。

失敗ばかりのサラリーマン時代。

そして、異世界でようやく掴んだ“誰かに必要とされる喜び”。


「……俺は、変わったんだよ。変わりたかったんじゃねぇ……!

変われたんだ!!この世界で、俺は初めて“本当の自分”に出会えたんだッ!!」


ケントの剣が、“もう一人の自分”の心臓を貫く。


「……強くなったな。俺」


「……あぁ、“俺たち”でひとつだ」


【リリアン:崩壊の未来】


「うっ……この街は……私の……未来の失敗……」


影に襲われながら、リリアンは前を見据える。


「もう逃げない。私は“知っている”んだ。

世界を守るってことは、自分の罪とも向き合うってことだって!」


魔法陣が展開され、街を包む影が消えていく。


「過去の私が間違っていたなら――今の私が正してやる!!」


【レイ:幻の兄】


「兄さんは……もういない……これは幻よ!」


「幻かどうかは関係ねぇ。

お前は、ずっと俺に認められたかった。強くなった姿を見せたかった。

だがその想いが、お前を縛ってんだよ!」


「……そうかもね。でも私はもう、他人の言葉に縋って生きるのはやめたの!

私は私自身の“力”で、未来を切り開く!!」


剣が振るわれ、幻の兄を打ち砕く。


【3人、同時覚醒】


その瞬間、3人の胸の中で何かが“点”として輝いた。

魂に埋め込まれていた“転生核”が共鳴する。


《転生核・第二覚醒モード:魂律ソウルコード解放》


ケントの剣が紅く、リリアンの魔法が蒼く、レイの力が金に輝く。

それぞれの信念が、力となって形を持つ。


――彼らは、“神の塔”に向けて再集結する。


「よぉ、遅せぇぞ二人とも」


「そっちこそ、無事でなにより」


「まったく、また全員揃ったのは奇跡ね」


拳を重ねた三人の姿は、かつての彼らとは比べ物にならないほど力強かった。


「シエル……赤城……お前たちが待ってるなら――

こっちも最高の形で行ってやるよ!」

見てくれてありがとう

次回もお楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ