第七の転生者・イズミ・カナメの真実
【王都・ケントの私室】——
転送魔法陣の中心から現れたのは、冷たい目をした青年。
「俺は、イズミ・カナメ」
白銀の髪、冷徹な目、胸に刻まれた“第七の神印”。
その気配に、ジュンペイが即座に剣を抜いた。
「ただの転生者じゃねぇ……こいつ、“覚醒者”だ!」
「説明しろ、カナメ。俺たちに恨みがあるって、どういう意味だ?」
イズミは剣を抜き、床に突き立てる。
その眼差しに、怨念と悲しみが交差していた。
「……俺は、異世界に転生した。あの日、お前らと同じく“選ばれた”転生者の一人だった」
「でも、落とされた場所は【深層界】だった。生き残れない、死しかない世界。そこで……俺の妹と、親友は殺された」
「“この世界のシステム”のせいでな」
ケントは息を呑んだ。
「“神に選ばれた者”だけが強くなり、生き残る……」
「選ばれなかった者は、ただ、死ぬ」
「俺の妹は選ばれなかった。お前たちが平和な王都で笑ってる間に、死んだんだよッ!!!!」
⚡️ガァン!!!!!⚡️
剣から激しい魔力が噴き出す!壁が砕け、部屋が吹き飛ぶ寸前!
だが——ケントは動かない。
「……わかった。お前の気持ち、全部とは言わねぇが、少しは分かる」
「けどな、だったらぶつけろよ。怒りも、悲しみも、拳でこい!!」
イズミの目が鋭く光る。
「……いいだろう。だったらここで、"お前の覚悟"を試してやる!!」
⚔️戦闘開始ッッ!!!
剣と剣が激突する。
ジュンペイも参戦し、三人の力が爆発する!!
だが、ケントはただ斬るのではなく、“言葉”で戦う。
「お前の家族が死んだのは、俺たちのせいじゃねぇ!」
「この世界の構造がクソだからだ!!だったら一緒に壊そうぜ!!そんな理不尽なルールをッッ!!!」
イズミの剣が止まる——
「……なに?」
「力を合わせて、この世界を変えるんだ。
そうすれば、お前の妹の死も、無駄にならない!」
「クソッ……俺は……!!」
⚡️ドンッ!!⚡️
突然、イズミの背後に“黒い手”が現れるッ!!!
ケントが叫ぶ。
「後ろだあああああ!!」
間一髪、ケントがイズミをかばい、黒い手はケントの背を裂いた——!!
「がッ……!」
「ケント!?おい、大丈夫か!!」
イズミの顔が苦しみに歪む。
「この魔力……こいつは、“第三の神の使徒”……!!」
【闇の領域】
謎の存在が、壊れた鏡の中からつぶやく。
「“鍵”は揃いつつある……」
「第七の転生者は“起動”した……次は“最初の転生者”だ」
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