目覚めた真実、転生者は俺たちだけじゃなかった!?
ここから第二章!《第二部・真の異世界編》!
【数週間後】——王都・リグラント
魔王との決戦から時間が経ち、王都は静かな平和に包まれていた。
崩壊した浮遊城の残骸は天から降り注ぎ、今は「平和の星」として語られている。
「おーい、ケントー!!またリリカとアッシュが喧嘩してるぞー!」
「……ったく、またかよ。平和ボケにも程があるぜ……」
ケントは目を細めて空を見上げた。
けれど、彼の胸の奥に残る“ざらついた感覚”が、今も消えてはいなかった。
(……本当に、終わったのか?)
その時だった。
「タカハシ・ケント様、お急ぎください!王の間にて緊急招集が!」
「……!?」
【王の間】
王と神官が青ざめた顔で地図を広げていた。
その地図には、“この世界に存在しないはずの場所”が浮かび上がっていた。
「これは……」
「“もう一つの神域”——“深層界”と呼ばれる、禁忌の領域じゃ」
「……神域は崩壊したんじゃないのか?」
王は首を横に振る。
「貴殿らが戦ったのは、あくまで“第一の神域”にすぎぬ。だが、記録によれば……“第三の神”が封じられている、より深き神域が存在する」
ジュンペイが息を飲む。
「まさか……」
「そう。そこには……他の転生者たちがいる可能性があるのだ!」
「!」
【夜・ケントの部屋】
「……ケント、眠れねぇのか?」
「ジュンペイ……いや、なんつーか、いろいろ考えちまってな。
俺たち……自分の意思で“選ばれて”ここに来たと思ってたけどさ、違うのかもな」
ジュンペイが壁にもたれて笑う。
「“転生させられた”ってことか?」
「……ああ」
静かに、空を見上げた二人のもとへ——
“転送魔法陣”が突如出現するッ!!
「おい!なんだこの魔力はッ!」
中心から現れたのは、一人の青年。
髪は白銀、片目は義眼、背中には“第七の神印”を持つ、完全武装の転生者——
「…………お前が、ケントか」
「……誰だ、テメェ」
「俺はイズミ・カナメ。
"日本"から来た“第7の転生者”。」
「お前らのせいで、俺の家族はこの世界で死んだ」
「お前たちを——討ちに来た」
見てくれてありがとう
次回もお楽しみに




