【12】
私の人生は血に塗れていた。
私は貧民街出身の棄民だ。
名前もなかったし歳も分からなかった。
そんな私がどうして生きる事を許されたのか?
私は配給に並び物乞いをしていた。
その日一人の男が話しかけて来た。
「殺しに興味はないか?」
ゴクり
生唾を飲む。
殺し…
この場合、動物ではなく人間だとすぐに分かった。
(人…殺し…)
自分に出来るのか?そんなこと。自問自答した。
だが、ここを抜け出すにはどうやらそれしか道がないらしい。
そう悟った。
私はその頃から暗殺術をその男から学んだ。
そうして歳月を重ねるこどに暗殺を心得はじめていた。
そして私は暗殺者となり殺し屋に所属した。
太陽国家は戦争と超少子高齢化により都市部への集中が加速し地方が過疎化した。
そして財政難で橋やトンネルは耐用年数を過ぎ崩落した。
が、直すことはできずそのまま放置となった。
それに空き家も増加した。
そんな地方の街に貧民街がぽつぽつと点在していた。
そこから抜け出すために彼女は暗殺者となった。
(皆んな、待っててね。)
例えこの場から居なくなり皆んなから裏切り者と罵られようと皆んなを救う。
国から見捨てられた私達のことを救えるのは他でもない私達だけなのだから…。
でも、私が扱える暗殺術はD・Eランク。
どうしても不自然な死になってしまう。
それではW階級は殺せるかもしれないけどCは殺せない。
Cをころすなら偽装死じゃないとダメ…。
皆んなを救うためにとにかくお金が欲しい。
それで孤児院を建てるんだ。
そのためにCを殺す必要がある。
Cを殺すには偽装死を演出しなければならない。
その高度な暗殺術を身につけるには魔剣士になるしかない。
今までに暗殺で貯めたこのお金で魔剣士になって皆んなを救う。
因みに縦軸に下から
W:労働者
B:資本家
M:大衆
C:特権階級
横軸は偽装死〜不自然死で
偽装死からA、B、C、D、E不自然死になる。




