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夜中のノック

作者: ケフィア

 祖父が死んだ、そう告げられたのは深夜三時過ぎ。

 泣きそうな顔を必死で抑える母に私は嘘だ、と呟いた。

 そのまま寝間着のまま父が運転する車に乗り込み、近くの病院に着いても私は祖父が死んだなんて信じられなかった。

 病室に案内され、入ると祖母が私を抱きしめてきた。その背から、眠っている祖父が見えた。

死んでいるとは到底思えないほど綺麗な顔を見て、何故か私は大声で泣いた。

 私は祖父が死んだショックからか、帰宅するなりベッドへ向かい布団に包まって泣いていた。

 気がつくと時計は深夜の三時を指していた。もう一度寝よう、そう思ったときトントンと玄関を叩く音が聞こえた。一度なら空耳だろうが、それが二、三度続くと放ってはおけず玄関を開けた。だけどそこには誰もいなかった。

 後日親戚の話を聞いてみると私の他にも、夜中に玄関をノックされたと言った人がいた。きっと祖父だ、と話していた。

そうだったらいいな、と私は今でも思っている。


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