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memo 等容性弛緩期  作者: メモ
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皮膚

生命体として寿命が極端に短いのは致命的な点であるため、まずは寿命延長を第一目標に掲げた。


第一目標・寿命の延長 {最低でも(1be×生命体識別番号×√5)}

第二目標・効率的な運動

第三目標・生殖

第四目標・適応


寿命の延長としてまず改善すべきだったのが、体を構成している素材の変更。

最も生命体に適している成分を創造するためには、どのような構造の生命体にするかが最初の議題として挙がった。


最低でも必要とされた条件として、

・小さい箱のような受容体が無数にあること

・鎧のように丈夫であること


大量の受容体を置いたとしても鎧のような固い物質では、機能できない。


そこで案として出されたのが、細かい繊維状のタンパク質が鎧の代わりをするという案であった。

そのタンパク質は現在の人間の「ケラチン」にあたるものだ。


タンパク質でできた「皮膚」を作ることができたなら、どんな感覚受容体でも作ることができる。

しかし、タンパク質は温度変化に弱く、あまり頑丈ではないため、鎧としての外部耐性が弱かった。

そこで、「適応」という力を作ることにした。


それぞれの空間に適応できるよう感覚受容体と皮下組織をつなげて、自動的にその空間に適応できる皮膚を自己的に作り上げる機構を創造した。

例えば、放射性物質が大量に飛び交う空間ではDNAが破壊されやすいため、メラノサイトからメラニンを出して、放射性物質を吸収する仕組みを作る、この時感覚受容体から放射線量を感知し、メラニンの量を調節する。

これが、適応の一部。

もしメラニンの適応能力がなければ、DNAの複製能力が急激に低下して、異常細胞が作られてしまう。

※異常細胞とは現在の「cancer cell(癌細胞)」


まずは、受容体が正確なものにする必要があるため、適応の確立より先に感覚受容体を完成させる必要がある。

皮膚を四種類に分ける。

皮膚の表面から順に

・表面皮膚細胞群

・中央皮膚細胞群

・筋肉性皮膚細胞組織

・脂肪性皮膚細胞組織


鎧の役割をする表面皮膚細胞群の下にある中央皮膚細胞群は強度を与える固い繊維と、弾力を持つ柔らかい繊維の二種類の繊維が、網目状に形成され簡単には壊れないような構造になっている。

また、中央皮膚細胞群に感覚受容体が配置されている。

感覚受容体は、波覚、触圧覚、痛覚、光覚、伊佐羽覚、温度覚などの多種多様の受容体があり、それぞれ適応能力によって受容体の種類を決めている。


筋肉性皮膚細胞組織は、固いタンパク質でできた常毛を筋肉の収縮によって立毛させるためにある組織だったが、液孔の邪魔になったり、血液量が足りなくなるなどの理由で、「立毛筋」という別の器官に変わった。


脂肪性皮膚細胞組織は、外部からの物理的接触の威力を和らげるために、多量の脂肪からできている。

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