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memo 等容性弛緩期  作者: メモ
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円卓会議

7つの世界線すべてが揃ってから、第二世界線が次元穴に飲まれるまでのわずか1500年の間で、高性能生物作成協議という円卓会議が行われていた。


この会議は、創造主である七つの世界線の古代の民が集って行われた。

議題は、「この世界で最も効率性に優れた知的生命体」

最初に第五世界線の民がもともと作っていた、地底人が最初のモデルとなった。

情報処理を行う脳と黒い棒のような手足を動かすための複雑な構造になっている体。

現在の人間とは似ても似つかないような見た目と内部構造になっているが、実際に人間のように機能する。

脳や体を守るために前身は二酸化ケイ素でできたチャートで覆われている。

他の地底人と情報交換ができるように頭と体の干渉部分を小刻みに擦って音を出すことができる。

世界に力を創り出した第五世界線の古代の民は、仕事ができる知的生命体を始めて作り上げた。


しかし作りが単純だったために音を出す回数や運動の頻度でいつ死ぬかが不明。

エネルギーの補給を精霊回廊に頼っている。

大部分がチャートで作られているため寿命がかなり短い。

事故死が多い。


このような理由で死亡率が高いため、第五世界線の古代の民の発想はよかったものの、実用的ではないという結果になったが、このモデルを参考に知的生命体の開発を目指した。

初期目標は、一個体あたり7.5be(太陽暦約120年)生きることが可能な知的生命体を作ること。


それぞれの古代の民はまず疑似人体を作るために、円卓基盤というものに生きる上で必要な器官を並べることにした。


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