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魅惑の白いふわふわ

ふんふーん

ふわふわのマシュマロ〜

甘くて〜とろける〜


この世界、ゼリーはあるからゼラチンあるのよね


ゼラチンと水混ぜて〜卵白とお砂糖も混ぜたらー冷凍してはいっ!おいしいマシュマロのか〜んせ〜い♡


前の世界でもお菓子づくりはよくやっていたから上手くできたわ!ちょっと味見!

ん!おいし!口に入れた途端にマシュマロの表面がとろける〜


これならラピストリア様も喜んでもらえそうね。綺麗にラッピングして持っていこっと



「お、お嬢様!!!第1王子様がいらっしゃってます! あぁ!」



「フェリーシア!来ちゃった!」



「ふぇ?」



口いっぱいにマシュマロ詰め込んだ私とすごい笑顔のレイリウス。目が合ってなんともいえない空気が流れる。



ねぇ?彼と会う時いつもタイミング悪くない?いつも狙ってやってくるのかな?

ごくんっ。


「い、いらっしゃい!急にどうしたの?連絡もなにもないのに。」



「友達の家に来るのに連絡なんているのかい?」


「いるよ!?友達同士でも普通にいるしあなたは国の第1王子なんだからね?もう、今度来る時は連絡してよね!」



「悪かったよ。今度からは連絡する。ごめんね?」



くうう、子犬みたいな目で見てきやがって!ずるい!


「ところでさ、さっきはなにを口に詰め込んでたんだい?もごもごしてて可愛かったよ」



「か、かわ、かわいい!?」

そういえばここは乙女ゲームの世界だったね…そういうことさらっと言えちゃうのか…

心臓に悪いなぁ!!!





「うん!かわいかったよ。小動物みたいでね。それで?口に詰めてたのは?」


「あ!これ?マシュマロっていうの。ふわふわ甘くておいしいの!この前ラピストリア様のお茶会に誘われてね、お土産にと思って。」


「ふーん、僕も少し貰っていいかい?」


ひょい!ぱく!


あ、許可してないのに食べられた…

おお、目がキラキラしてる…


「よかったらどうぞ?」


ひょい!ぱく!もぐもぐ!ぱく!もぐもぐもぐ………



「「あ…」」



「ご、ごめん。食べすぎちゃった」


そ、そうね。すごい食べたわね…お皿にたくさんあったはずなのに…ない。

しゅんってしてる。本日2回目に見る子犬反省姿



「いいよ!また作ればいいんだしね!またつくったらいる?」




「いる!!いるいる!!嬉しいよ!今度さ、城に持ってきてくれない?弟にも食べさせたいんだ!!」





こうして私が今度城にマシュマロを届けに行くことが決まりました。

王子様をここまでとりこにするマシュマロってすごくない?城の中で美味しいものたくさん食べてるはずなのにねぇ

でもこんなに喜んでくれるなら今度のお茶会に持っていっても問題なさそう!


ってほとんど食べられちゃったから作り直さないとね…

城に持っていく分もあるからたくさんつくらなきゃ!!

今回マシュマロについてしか書いてないような気がする…

次こそお茶会行きます!行かせます!

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