誕生日パーティを終えて
ラピストリア視点
ふんふんふーん
今日は私のための誕生日パーティがありましたの。たくさんの人から私に祝いの言葉と贈り物をいただきました。
花束に綺麗な宝石、こちらはイヤリングですわ。皆様私に似合う最高級のものです。そういえばレイリウス様からは髪飾りをいただいたのよね。
「ふーん、髪飾り…まぁまぁね。この私が相手よ?もう少しあっても良いのではなくて?」
貰った時はすごくすごく嬉しかったのにこんな風に返してしまったのよね。
はぁ…
このままじゃ彼に嫌われてしまうわ。
もっと絵本にでてくるお姫様みたいにかわいくありがとうと言えたら…
「あら?この贈り物は?」
どんよりした気持ちで贈り物を見ていたらふわふわした感触。何かしら?
「わぁ!かわいい!ぬいぐるみかしら?ネックレスもしてるのね?うふふ」
あら?小さな箱も入ってるのね。
まぁ!ぬいぐるみとおそろいのネックレス!!すごくかわいいわ!この贈り物を贈ってくれたのは確か…?フラウロス家のフェリーシアさんでしたっけ?体が弱くてなかなかお会いしたことなかったのよね。今度お礼にお茶会に招いて見ようかしら?この私の気分を変えれるくらいの贈り物を送れるくらいなら私のお茶会に呼ぶのにふさわしそうね!
ちょっとうきうきして廊下を歩いてたらお兄様がにこにこしてこっちを見てきましたわ。なんかうざかったのでとりあえず睨みつけておきましたわ。なによあの顔。
クマのぬいぐるみ、どこに飾ろうかしら
首に花の形をしたネックレスを首につけて招待状をかかなくてはね。
フェリーシアの作戦成功!
ていうかラピストリア様かくの難しい…