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凡庸なるパラディオン ~平凡な僕らは、それでも世界を守り抜く~  作者: bene
序章:パラディオンになる前のお話
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■序章 害獣設定

序章の害獣の設定のようなものです。

読み飛ばしていただいて構いません。

■花蜘蛛

体長:18cm(花部分は除く)


背中に花を背負った蜘蛛の形をした害獣。

大きさはおおよそ成人の手のひら程度で、軽度の麻痺毒を持つ。

背中の花は擬態ではなく本物であり、当然のことながら花園で静止した状態の花蜘蛛を見つけるのは困難である。

基本的には群れで行動しており、群れの元に入り込んだ人間を麻痺させた上で覆い尽くし、数日掛けて捕食する。

絶命するまでの間、哀れな犠牲者は声を上げることさえ出来ないまま自分が喰われていくのを感じる事しか出来ない。


不思議な事に大きさの割に非常に軽く(ほぼ重量が無い)、かつ体皮が柔軟性に優れている為打撃による攻撃は殆ど無効化される。

切る、突く、燃やす等、打撃以外の行為であれば容易く駆除出来る為、危険度はそこまで高くはない。



■花馬

体長(本体):32cm(花部分は除く)

体長(群体):3m20cm前後


花の塊が3m程の巨大な馬の形を成した――ように見える何か。

実際は1体の花蜘蛛の変異種が、大量の花蜘蛛を統率して馬のような形になった群体である。

傍目からはとても美しく幻想的な姿をしているが、その実態は害獣の塊。

馬のごとく駆ける花馬に触れれば途端にその体に飲み込まれ、内部花蜘蛛達に麻痺毒を撃ち込まれた上で捕食されてしまう。

武器による攻撃は殆ど効果がなく、足のように見える部分を切り裂いたとしても直ぐに元通りに戻ってしまう。

燃やそうとしてもその部分の花蜘蛛を切り捨てる事で延焼を防ぐ為、火ですら有効ではない。


唯一無二の弱点は、統率している変異種のみ。

変異種は3mある花馬の頂点の位置で常に指示を出し続けている為、それさえ倒せば花馬は崩れ、指揮系統を失った花蜘蛛はしばらくの間身動きすらマトモに取らなくなる。

なお、本体だけであれば花蜘蛛同様に切る、突く、燃やす等、打撃以外の手段で容易く駆除する事が可能である。

木々の間を移動している際に木の上などの高所から頭部を火矢で射るなどすれば、駆除は容易い。

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