表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

夜空 ~それを飾るもの~


 夜空を飾るのは 月と星とそして暗闇


 運命を試し嘲笑うかのような月


 得も言われぬ美しさを感じた 月夜のこと


 これは一夜の奇跡なのだと知っている


 けれど輝きの短さが切なくて 次の月を待つ


 美しさに揺られた僕は 月待ち涙を流す


 運命を飾り翻弄しているかのような星


 何も忘れてしまうほどの美しさを感じた 星夜のこと


 これは一夜の記憶なのだと知っている


 けれど輝きの空しさが悔しくて 今日は眠れない


 美しさに振られた僕は 星待ち涙を流す


 運命という言葉じゃ片付けてほしくない


 だけどこの暗闇の虚無感に僕は勝てない


 たった一夜の出会いがどれだけ大切なのか


 僕は知っているのだから問題はない


 美しさの虜になった僕は


 月の輝く夜空に手を伸ばしたんだ


 眩い星の夜空を手で掴みたくて


 月や星や夜空や なんとも鮮やかな暗闇よ


 僕は瞳に焼き付け夢から目を覚ます


 夜の記憶は昼の僕を救ってくれた



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ