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僕と妖怪少女と常日頃 Re:salvation  作者: 工藤将太
第1章【百鬼夜行所属の世界】
48/93

第1章13.5話 「草木のすゝめ(Part.3)」

「個人的な題目としては…さっ…

 サンタさんだよ!めりーくりすますっ!」


敢えてそこでプレゼントはわ・た・し❤

とは言わないのかと南海は思ったが由理は

解説実況並のその容姿を褒めたたえる。


美世は元々スタイルが良くすらっとした

綺麗な脚線美が少しの光でもしっかりと輝くために

ミニスカートのコスプレをした時点で

"うむ…こいつやりおるな…。

自分の特徴とチャーミングポイントをしっかり理解しておる"

と心の中で言わせたほどしっかりと考えている。

その点についてはとても上出来だと言えるだろう。

桃色の短髪とバイオレットの目もまた良いアクセントを刻んでいる、

というか自分の容姿を上手に活かしている分、

孕子とは違う(天然の孕子は気付いたら

上出来なマッチが気付いたら出来ていたため)

低く身長だが体格は平均とスリムの中間、

巨乳(Eカップ)のため綺麗なプロポーションを持っている。

脚線美のほかにも腕もすらっと長い。

脚線美同様無駄毛がなく少しの光でもその色白の

しっとりとした肌がキラッと光るような気がした。

お腹周りを美世は気にしているがいや、

気にするほど出てないから!!

人差し指と親指の先で少しぷにってしても

それは背筋を伸ばさず猫背になったときだ。

だから普段はお腹周りはしっかりと、出ていない。

結論的に言うと美世は桃色の髪を活かした

モデルのようなスタイルを持つ圧倒的な

プロポーションを持っていると言えるだろう。


「…と、自分なりに意見してみるけどどうかな?」


と由理は人差し指だけを立たせながら美世に言うと


「やっぱり人に褒めて貰うのって

 意外にも恥ずかしいものだね…

 でもありがとう!嬉しいよっ」


と恥ずかしながらもとびっきりの笑顔を

見せると由理は何故か顔を赤らめる。

レズの気はないがそれを起こさせるほどの

性別の垣根を超えた破壊力があった。

南海も頬が火照っている。


「んっ…美世ちゃん…。

 破壊力ありすぎ…んっ。」


「え?」


美世もまた天然枠の一人だったようだ。

自分の今の魅力に“天然”が

プラスされていることを知らない。

すると何かを疑問に思ったのか南海が

しゃがむと美世がスッと後ろに下がる。


「え……?美世ちゃん…?」


美世は顔を一気に赤くさせると、

だめ!絶対駄目!とミニスカートの下を押さえる。

それに変態二人のうち由理が美世の

脇の下から両腕を通し腕を挟み込む。

そして赤面して嫌がる美世のスカートを一気に南海はたくし上げた。

するとそこにはおよそここでは着ないであろう

薄手の下着が露わになっていた。

目が点になる南海はそのまま硬直し由理もまた同様に。

美世もまた赤面から少し涙を浮かべながら固まってしまった。

南海はそのままスカートを下ろすと

美世を椅子に座らせる。

羽交い締めしていた由理もまた手を放す。


「んっ…えと…美世ちゃんこれって…?」


「…べびー…」


「え?え?なんて?」


由理がそう言うと美世は赤いまま

ベビードール!!と叫び言った。

ベビードールはランジェリーのような

多くの機能のほとんどを失った襟や裾に

レースやフリルのついた女性下着の一つ。

カップルだったり個人のプライベートに使われるもので

南海はそういったものに無縁なため生憎だが

持ち合わせていないので今目の前にある

ピンク色のベビードールはまさに美世の私物なのだろう。

だが何故今着ているのか?それとも…


「着てたの…?」


「…うん……やっ、やっとこうして

 慶と長くいれる時間があるから…」


「はは~ん…だからその姿で…」


と由理は美世の恥ずかしがる格好を見て理解する。

彼女の趣味嗜好は知らないが由理の知る彼女は

普段こういうのには目をかけない。

あまり興味はなさげのように思えたが


「好きな人の目の前では格好つけたいしねぇ」


「そんなんじゃっ…!」


美世は怒るような素振りで由理を叱ろうとするが

それに対して南海が告げる。


「んっ…格好つけたいというよりは

 もっと大胆なことをしたかったんでしょう?」


「だっ大胆なこと…?」


「ああ、セ××スね。」


と由理がぶっちゃけると美世は

顔から火を噴きそのまま泣きはじめる。

うわわわんん!!!と大声で泣きはじめるが

爆睡している孕子は起きることはなかった。

あらら…と二人は美世を慰めようとするが

本人はその必要がないと手を振り切り


「わっ…私はただ自分が好きだっていう

 気持ちを知ってほしくて…」


「だから夜這いしようと。」


「もーーー!!!だから違うってばぁ!!!!」


うんうん、分かったから分かったから。

と二人は慰めながらも美世を尊敬のまなざしで見つめる。

由理はその当時二人の想いを知る前は慶のことが一応好き…

ではあったのだが、二人が両想いであることを

知るとそのまま二人を応援すことに決めたのだった。

だからいつかはこういう日が来てもおかしくないと思っていたが…

以外にも時間ときは早いなと考え込んだ。

だが二人はまだ付き合ってもいないし夜の経験もしていない。

まあ夜の経験はしていないことは良いことだ。

誰でも好きな人のためには残しておきたいしね。


「まあまあ…でもよくやるよね美世ちゃん…あの天然バカに。」


由理はそう美世にも言うと泣き止んだが

少し悲しい目をしながらうーんと落ち込んでいる。

すると南海がどこからともなく(というか自分のクローゼットから)

薄手のドレスを持ってきた後美世に渡すと


「これ…んっあげる。

 これで慶のチキンハートを掴んで、ふぁいと!」


「あっ…良いの?」


すると由理も美世を抱きしめながら応援する。

美世はありがとう!と礼をして元気が出たのか

そのまま着替えず対策を練ることにするよ!

と笑って見せた。


「いやはやこれでお二人も着替えたところで…

 次は南海ちゃんのお出番かなぁ?」


「じゃあ着替えてくる。んっ…あ。」


とペロペロキャンディーを口に含んだままの

南海がいきなり驚きながらそう呟くのに対して

由理はどうしたの?と聞いた。


「ペロペロキャンディー無くなっちゃった…。

 はぁ…替えは……そうだ。無いんだっけ。

 着替えた後でも良いから何でもいいから口にくわえないと……」


と言うとそのまま南海は美世が着替えた

クローゼットが置いてある部屋で着替えを始めたのであった。


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