表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と妖怪少女と常日頃 Re:salvation  作者: 工藤将太
第1章【百鬼夜行所属の世界】
39/93

第1章39話 「最後に ※修正済」

少し修正しました。

銀次郎に"追体験"させたディオミスは顔色一つ変えずに冷静に紗々と

手がかりとなるものを話していた。


「では…北園詩織はアナスタシオスが総大将の変装をしている。

 と分かっていたのだな?」


「ええ…で一つ気になることがありまして…」


「安心しろ、私も同じことを思っている。

 どうしてアナスタシオスという

 名前と存在を知っているのか?

 というところだろう?それについても

 今考えていたところだ。」


ご名答ですね、とディオミスはまた顔を変えずに話す。

紗々もまた指を唇に付けながら悩んでいた。

次に口を開いたのは紗々だった。


「ディオミス、主…ツキネはこの世界に関してどうしよう

 としたかったのか言ってくれない?」


「…?…あなたを含めこの世界における

 戦争開幕の道を絶たせることです。

 もうそれは叶いませんが…次の世界線では

 このような選択がないように

 私や紗々さんのような監視者が分かれる選択みち

 調整するといったところでしょうか。」


押し黙る紗々。

唇に触れながら考えを凝らす。

自分の役目を思い出しつつも何故どういった経緯で

北園は知ったのか。

その考えを頭に巡らせる。

…。


「分からない、でもこれだけは…言える気がする。」


震えながら一つ二つの結論を出す紗々。

しかしそれを言おうとしたとき覆いかぶさるように

ディオミスが庭の前に立つ。

それを冷静に見て仮面を被り姿も青年のようなすらりとした状態に。

低い身長は少し高くなったがそれでもまだ変わらないだろう。

ディオミスもまた武器として携行する鎌を手に仮面を被る。


『仮面舞踏会~してるんじゃぁねぇか~ぁあい??』


「しわがれた声ですが…お久しぶりですね♪

 復活する者よ?」


見た目はしわがれた爺の復活した者は呟いた。

しかしディオミスは仮面の下からも分かる怒り狂った様子だ。

庭に対峙するもの。アナスタシオスはまたしても現れた。







慶は銀次郎を探しに歩き

手当たり次第に声をかけてはいない、と聞いていた。

そして何かを支度する音が聞こえたと思うと

その部屋は孕子とさとりのいる部屋だった。


「入っていいか?」


『え!慶ちゃん…?待って!わっわわわ!!!』


?マークになりながらしばらく待っていると

覚が開ける。しかし顔は不機嫌でいる。


「……開ければよかったのに」


「開けたらどうなってたの…」


と慶も答えるが覚はすぐに笑顔になり

まあ、いいよ。と答えて部屋に入ると


「これならどうだ―」


水着姿の孕子が出迎えた。

俺は固まりそのまま出ていこうとするのを

覚に止められそして障子は締められる。

ニッと笑うと、そのまま恥ずかしそうにする

孕子の水着を外そうと…


「って!何してんだよ!」


「ん~?あはは!嘘だよ~…いどうだよ」


「い、いどうって?」


と慶は緊那羅様の処に非戦闘力員が

集まるという話を初めて耳にする。


「異動…って美世もか?」


「あ、ここでそれ言う~?

 まぁ良いけど。あ、でも決めたのはそのお母さんだって

 言ってたかな。峰崎…えーっと…なんだっけ?」


「…紗々さん?」


と孕子が口をはさみ、ああ!それだよ!!

と覚が声を大にして荒げる。

そして慶は何かを呟き意を決したように

障子を開けようとしたとき

覚がその手を掴む。


「さっ…さとり…―」


「紗々さんのところはまた後にして。

 今は…美世のところに行って。

 もう二度と会えなくなる。」


慶はえっと驚きながら

後ろの孕子の顔を見て渋々了解し美世のところへ足を進めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ