プロローグ
日本語の練習を重ねています。何か間違ったことがあっても怒らないでください。
7年くらい前の学校帰りの近道。何となく目を横に向いたら、同じクラスである綾瀬小雪が今、10年人生一世一代のピンチを迎えていた。
少し誇張して、それは大きな恐怖。近づく陰。女の子に考えられる一番怖いもの。
「。。。キーへヘヘ。」
それは(つづけて「それ」と呼ぶのはちょっと失礼かな。とにかくそれは大人の男性だったから。)変な笑いの音とともに小雪のコートを脱がそうとしていた。
「ひい。。。ひいいっ。。。」
助けを求めなくちゃ。そう考えながらも彼女は、恐怖で言葉を出すことができなかった。せいぜい音を出すことがせいいっぱいだっだんだろう。誉めるところかな。
見てからには仕方がない。小学5年生である俺は、わりとゆっくりそっちへと向かった。
「ちょっと、おじさん。その子はいじめちゃだめ。あたしのともだちだから。」
「ふうん?は、友達か。ヘヘ、待ってろよ。おまえはこの子の次に愛してあげるから。。。」
あ、気持悪い。俺はあの時、心からそう思っていた。このおじさん、ホントに気持悪い。できればご丁寧に追い出すつもりだったけど、そうするわけにわ行かなくなった。俺の方からむかついてきた。ホントに。
「だれがだれを愛すると。。。?この子の次に、おまえが、あたしを? 身の程知らずもほどほどにして。貴様ごときの愛を見るために雪山から降りてきたわけではない。」
その言葉とともに、俺は体を変化させた。[コール]と呼ぶ、俺の最高特技の魔法だった。
コール。呼び出す。俺は俺が記憶している何万種類の体の中で雪女を選び、呼び出した。
服も体も雪女のものへと変化していた。
それは俺の言葉が終わる前に完了した。
そして、告げた。
「凍えて、砕け散るが良い。雪女サツキの呪うがままに。」
あの時の俺の息は、後で七瀬から聞くと、他の時に使った[呪の息]の冷たさの約10倍達したそうだ。
大学生です。高校生活が思い出しません。後どうしましょう。