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最強の族 地獄篇1

      針山



「うへー、痛そうな針がびっしりあるな」

鬼龍は見ただけで痛そうな針がびっしり生えている山を見上げ

途方に暮れている


「おうこら、早く昇らんかいコノヤロー」

「あんたは?」

「俺はこの針山の番鬼だ」

「番鬼?」

「俺は人じゃなく鬼だから」

「ああ、なるほど」

「それより早く昇らねーと無理やり昇らすから早ー昇れ」

「へいへい」

鬼龍が返事をすると鬼は後ろを向いた

「(よし今だ)」

鬼が後ろを向いた瞬間鬼龍はベルトとズボンの間から30センチほどのボルト

を取り出して鬼の後ろ頭をたたいた

「うぉらー」    

「ぎゃあああ、テメーいったい何を」

「俺は痛いのが嫌ーだし急いでっからよーテメー俺を担いでこの山昇れ」

「誰がそんなことするか!!」

「埋められてーのか?」

「昇らせてもらいます」



  


 鬼に山を登らせること20分


「ひぃひぃ」

「うん、ありがとう」

「はぁはぁ」

「体力ねーなー、俺が鍛えてやる、ついてこい」

「ま、まってくれ、俺は、はぁはぁ、俺はここの番鬼だから

 持ち場を離れられない、代わりに腹減ってねーか?減ってたら食わしてやる」

「いや、減ってねー」

「そ、そうかだったらこれをやろう」

そういうと鬼は懐から古びた紙を取り出した、その紙には現世とを同じ世界地図が

書かれていて。そして右上に地獄と書かれていた。

「何で地獄なんかに現世の世界地図があるわけ?それになんか地獄って

 危なっかしー文字が書いてあるのは俺の気のせいか?」

「いや、勘違いでもなんでもねーそれは正真正銘の地獄の地図だ」









「はー!?何で地獄の地図と現世の地図が一緒なんだよ」

「うっせー!!何で地獄の地図と現世の地図がいっしょじゃーダメなんだ」

「は!確かにべつに一緒でも何の問題もない」

「だろ、いいからこの地図を見て地獄をめぐってこい」

「わかった、あんた顔に似合わずいい人だな」

「だろー、じゃー行って来い」

「ああ」



こうして鬼龍は針山地獄の鬼からもらった地図をもとに

いろいろな地獄を回りそして必ずその地獄の番鬼を倒して行った

風地獄では風神を後ろ回し蹴りで倒し

雷地獄では雷神をドロップキックで倒し

血の池地獄では番鬼を埋めると脅し、自分を担がせておよがせ

釜ゆで地獄では番鬼を背負い投げで釜に放り投げ煮込み

移動中に地獄界NO1の強さを誇る冥王龍をフランケンシュタイナーで倒し

数々の伝説を築きあげてきた

そして地獄を回るうちに仲間ができた

風神の息子 風鬼

雷神の息子 雷鬼

冥王龍の息子 破龍


この3人は父と鬼龍の壮絶な戦いを見て鬼龍の強さに惹かれていったのである


この3人が後に鬼龍とともに恋姫夢想の世界をかえていくのはまだ後のお話


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