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最強の族 解散式3

「「「「鬼龍ー」」」」

『頭ー』




       





「けっ、わしの人生もここまでか、短かったけど充実した人生だったな

 心残りは中国連合の皆や鬼爆隊の皆に何も残してやれないことだな

 この手紙だけでも残して逝ってやるか―」

 

  

   パサ




「鬼龍さん!今助けに行きます」

「やめとけ北郷」

「何でですか!?今助けに飛び込めばまだ助かりますよ!?」

「あいつは致死量の血を流してる・・・それにあいつが飛び込んだのは海だ

 傷口に海水がしみて助かる確率は0だ」

「そ、そんな う、うそだ 嘘だ―」


鬼龍忠虎死す!!

このニュースは翌日には北は青森 南は九州の不良に知れ渡った

鬼龍忠虎はこの世での使命を果たし死んでいった。










        ~地獄~


「う、う~ん」

「おい、起きろ」

「もうちょっと寝かせろバカ」

    ブチッ

「いい加減起きろ!!」

「アベシーー」

「ふぅようやく起きたかこの馬鹿者が」

「何すんだこのや・・・ろ・・・」

何すんだコノヤローと鬼龍は言いたかったのだろうが

「ん、どうした?」

「いやー綺麗でかわいい人だなーと思ってさ」

そう鬼龍の目の前で仁王立ちしていたのは

ミスコンで優勝できるくらいの美女だったのだ!



       カァァァ

「な、何を言うんだ貴様は わ 私がきれいだなんてふざけるな」

「いんや十分綺麗だと思う」


     こんなやり取りを5分間



「本当の本当に信じていいんだな」

「ああ、もちろん」

「初めてかわいいって言われた・・・」

「うーーん、ここの男どもは女を見る目がないなー・・・ところでここはどこだい?」

「あっそうかお前は死んだばかりだったな、だったな ここは地獄で私は閻魔大王」

「はっ?死んだ?閻魔大王?・・・・(頭の中整理中)・・・・何とワシは死んだのか?」

「うむ」

「で、ここは地獄なワケ」

「うむ」

「なーんか日本の風景じゃーねーと思ってたけど」

「?」

「で、あんた、閻魔大王なんだと」

「そうだこの地獄で一番偉いんだすごかろう」


『え、だったら俺は閻魔大王を口説こうとしたのかすごいことしたなーおれ。』


鬼龍は後のことを考えない男であった

そのせいでこれでもかというほど問題を起こしてきた。




「地獄に来たら地獄名物 地獄めぐりをしてもらおうか」

「おう、分かった」

「お前が各地獄を回ったら少し話したいことがある

 なるべく早く回ってこい」

「ああ、じゃー行ってくるわ」

こうして閻魔大王と別れた鬼龍は最初の地獄針山へと向かった。

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