プロローグ
この作品は、14歳が始めて書いたものです。
なので、大変読みづらいとは思います。
ですが、応援してくださるとありがたいです。
「今日はいい天気だなぁ。」
少年が呟く。
彼の名は「ミサキ」
「今日も暇すぎるなぁ」
魔王の息子であるミサキは、窓の外を眺めながらそう呟いた。
彼は、ほとんど外に出たことがない。
この世界には「人間」と「魔物」という2つの種族が存在する。
そして、彼らの関係が日に日に悪化しているため、彼は外に出られないのである。というか、監禁されているのだ。
嫌がらせ、誹謗中傷、戦争など、バリエーションは様々。
要するに、大規模なケンカである。
それでも、およそ100年前、一度は和解したことがあった。ミサキの祖父に当たる当時の魔王が、その世代の勇者と、筋肉を語り合っているうちに仲を深め、友に食事もとる仲になったらしい。
しかし、国民たちは、心のどこかで不満を持っていた。
やはり相容れない存在なのだろう。先代の死後、彼らはまた争いを始めたのだ。
先代の努力を無駄にして。
(筋肉について語り合っていただけだが。)
そうしているうちに、関係が悪化していったのだ。
そして10年前に、今のような関係になったのだ。
争いは激化しているが、相手の国にまで攻めることは無かった。
やはり、度胸がないのだろう。
それでも今の魔王、ミサキの父は、人間を恐れていた。
過去に人間に殺されかけたからだ。
そのため、国民を国の外に出すことはなく、
ミサキに関しては、部屋から出すことすら無かった。
そのため、ミサキは部屋の外に憧れていたのだ。
話を戻す。
窓の外からミサキの視界に、なにやら変なものが映る。
それは、鎧を着た人間だった。
見たら分かる。
あれは勇者だ。
勇者が攻めてきたのだ。
そこでミサキは焦りながらも、執事を通じて父に連絡した。
「お父さん、勇者っぽい人が来てる!」
それを聞いた魔王と部下たちは大慌て。
「おい、ヤバイぞ。これはヤバイ。なあ、ヤバイぞ。」こんな風に語彙が変になる者、「○#☆※△◆◇%□&◆!?」といったように、まともに喋れなくなるものなどさまざま。
そんな中、始めに落ち着きを取り戻したのは、やはり魔王だった。
「皆の者、落ち着け!」
辺りは静まり返る。
「私も人間は怖い。だが、今こそ我々は団結する時なのだ。!」
そう発した魔王の様子は、どこか苦しそうだった。
その言葉を聞き、家臣の一人が言う。
「確かにその通りです。では、指揮をお願い致します。」
彼は魔王の側近であり、昔からの仲である。
魔王は何かをためらっていたが、覚悟したように、重い口を開く。
「お主らは…逃げろ…。」
その声は震えていた。
辺りはざわめく。
「実は、私の寿命は…残り僅かなのだ。」
「昔の傷が未だ癒えないのだ。それに…
今の私は重い病にかかっているのだ。
今まで現実から逃げていたが、覚悟を決める時な
のかもしれぬ。」
辺りは、しばらくの間、沈黙につつまれる。
誰も言葉を発せない。
そんな中で、先ほどの家臣が言う。
「そんな…そんなこと出きるはずありません!
あなたを置いて逃げるだなんて…!」
そして、ほかの家臣たちも、次々に口を開く。
「そうだ、俺たちは魔王様の家臣!」
「絶対に逃げたりはしません!」
魔王の目に涙が流れる。
「そうか…。お前たち、ありがとう。」
「ならせめて、息子を、ミサキを逃がしてくれない だろうか。」
家臣たちは頷いた。
そして、家臣たちは、ミサキを城の外に逃がし、 魔王とともに戦う。
そして、ミサキは森の中を走り、逃げる。
こうして、ミサキの、次期魔王の逃亡生活が始まったのだ。




