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第17話感想

再びこの漫画が”週刊少年ジャンプの表紙”へ”帰還”だ!!!

威勢よくミメイに乗っかったくらげ。その周囲には、

ミドランのキーホルダーや、お揃いで購入したラジオに加え、

くらげがコンビニで買い食いした肉まん、月ミドの5周年記念ステッカー、

お互いに交換したシャーペン、スマホが故障したミメイを救ったハガキ──

これまでのエピソードで二人の人間性を補強してきた「名バイプレイヤー」たちが勢揃いしている。

雑誌デザイナーもきちんと本編を読み込んでいるのだと、”愛”を感じるレイアウトだった。


”巻頭カラー”の1ページ目では、夜中の道を歩くくらげとミメイが描かれている。

新連載時の1ページ目と見比べてみると、くらげの顔が同じ左向きのアップで配置されており、

「深夜27時、同じ周波数で俺たちは繋がっている」という

記念すべきミメイの最初のモノローグが、

今も変わらず、この作品の”根幹”を現しているのだと思わされた。


見開きカラーに進むと、そこにはやはり、くらげとミメイがお出迎えだ。

通常形態の二人を、複数体のSD形態の二人が、賑やかに取り囲んでいる。

SDキャラクターたちは、赤系と青系の少ない色数で着色されており、

古のジャンプに見られた「二色印刷」を連想させる。

その配色が、”レトロな雰囲気作り”にも一役買っているわけだ。

何気になっちが混入しているのも、良い”アクセント”となっている。

欲を言えば、えびのおすしにも登場してほしかったところだ。

まだまだ彼女は、くらげにとって”重要度”が低い人物ということか・・・

今後の活躍に期待したい。


さらには、”豪華”なことに、

「ラジオプレイヤー風クリアカード」なる”特別付録”まで付いてきた。

これまでのシーンから6種類を厳選し、

”ポップ”で”カラフル”な画面上で、あらゆる表情のくらげを楽しむことができる。

そして今回は、その「表情」の一つこそが、ストーリーの”主題”となっていた。


くらげとミメイが向かったのは、いつもの公園。やっと「デート」の始まりだ。

ロングホープスによるリスナー甲子園の優勝者発表に、二人は臨む。

――ここで少し話は逸れるが、ボイスコミックをようやく聴かせてもらった。

ロングホープスの役に、モデルとなった「アルコ&ピース」本人を起用していることには、

甚だしく驚かされた。

ヤマノエイからすれば、自分の漫画が”憧れの存在”に”認知”されたわけで、

まさに”喜躍抃舞”の思いだっただろう。


俺のボイコミに対する感触を簡潔に述べると、”メインディッシュ”となるくらげの声が、

「合いすぎず、合わなすぎず」だったのが良かったと思う。

俺の脳内ではこれまで、「ごちうさのチノちゃん」で再生されていたので、

「ぼざろの山田」ではやや”声が低い”という印象を受けた。

ただし、”ダウナー”という点は外していないため、違和はさほど感じていない。


ボイコミは、アニメ化の際に声優が続投する例が少ないだけに、

”ハマり役”だとかえって困る面もある。

だが、俺が未来で100%、『さむわんへるつ』のアニメにありつけるとも限らない。

そう考えると、ある程度の”クオリティ”を伴った出来で、十分に”満足”だ。


さて、いよいよリスナー甲子園、”結果発表”!!!

第3位は・・・ヘイトフルエイト!!!

決勝の20分間のうち、半分以上を対戦相手に太刀打ちできなかった状況から、

それでもヘイトフルエイトを上回るとは、やはりうなぎポテトは強い。

彼女の実力を引き出したミメイの行動は、称賛に値するだろう。

まあ本音を言えば、くらげが「外行こう」と言った段階で、

従ってほしかったところではあるが。なので、俺も★★★★☆。


さらりと”顔出し”したヘイトフルエイトさんは、読切版に比べて、どこか”柔らかな顔付き”だ。

このシーンでは”コメディリリーフ”的な役割に徹しているだけに、

性格もいくぶん”丸く”なっているのだろうか。

作者としても”思い入れ”がありそうなキャラクター、今後の動向に注目だ。


第2位は・・・うなぎポテト。優勝はバトルえんとつ。

くらげはバトえんに雪辱叶わず、またしても後塵を拝する形となった。

彼女はいつも通りの冷静な”すまし顔”と思いきや、ミメイにブランコを押してくれと頼む。

直後に1ページを丸々使って描かれたのは、彼女が本編で初めて見せる”大泣きの表情”だった。

ミメイには背後に回ってもらったのに、俺はこれを正面からまじまじと見てしまって悪いな・・・

彼女の”悔しさ”がこれでもかと伝わってきて、しばらくはこの表情が頭から離れなさそうだ。


俺もまた、このくらげの感情を”完全には理解できない”。

ミメイと違ってそれを分かるようになるために、”打ち込めるもの”すら見つけられない人間だ

彼女がラジオに”情熱”を捧げるに至った経緯を、参考がてらいつかは教えてほしいと思う。

ともあれ、くらげには、「お疲れ様」、「よく頑張った」という言葉を、投げかけてあげたい。


さて、次回のリスナー甲子園へ向けて、また”ゼロ”からのスタートとなったわけだが、

俺は、今度の森にふくろうは、”良いところ”までいくんじゃないかと思っている。

投稿が採用され始め、その中の一通はロングホープスの小山に気に入られていた。

「ブランコに酔う」と言っていたにもかかわらず、

わざわざくらげの隣に座り、彼女の領域に到達したいと願うあたり、”向上心”も高い。

急成長真っ盛り、出場権獲得の”ポテンシャル”は十分だ。

今後もこの漫画がますます”楽しみ”になってきたな。


ただ、ラストの「小岩井の創業者」のくだりは、

さすがに「やりたいネタが先行しすぎている」と”困惑”してしまった。

普通なら「小野さん、岩崎さん、井上さん」と言われても、

農場だなんて発想には至らず、「それ、水尾さんの知り合い?」となるのが自然ではないのか?

俺たちジャンプ読者なら、小野玄暉、岩崎優次、井上雄彦の名前が真っ先に浮かぶだろう。


くらげのボケを見ていると、たまに思うことだが、

もしミメイが「なんでジャンプ作家!?」といった具合で、

”彼女の意図から大外れたしたツッコミ”をした場合、”微妙な空気”になるのだろうか?

”新企画”が二つスタートし、

そのうちの一つ「ふつうのおたより」にて、そんな”質問”もできるようになっている。

なので、俺は早速その内容で送ってみることに決めた。


「ぼっちな学校生活を送るえびのおすし」という「扉絵リクエスト」も合わせてな。

今回は”長文ライン”のみの登場で、姿は見せなかったが、存在感は大きかった。

彼女を讃え、ゲーセンに誘おうとする”ツンデレ”ぶりに、俺の”加点”が止まらないぜ!!!

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