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第12話感想

開始早々ミメイに”絶体絶命の危機”が襲う。

彼が普段通り、メールでネタを送信するするために携帯を操作していたところ──

何の前触れもなく、突如画面がブラックアウト。

原因はバッテリーの故障。

修理に1週間かかるとのことだ。


森にふくろう・リスナー甲子園の出場の”蓋然性”が”限りなく低い”とはいえ、

やはり”最後まで諦めず”に”最善を尽くしたい”もの。

期限が迫るタイミングでそのための手段を奪われたというのはあまりにも痛い・・・

何事にも”全力”なミメイは机に突っ伏し涙を流すしかなかった。


そんな彼に「救いの手」を差し伸べたのがくらげ。

ラジオのことになると、「大樹」のように身を寄せられる存在だ。まさに「神」!

彼女が教えてくれたのは「ハガキ投稿」の存在。


だから1ページ目が赤ポストへの投函だったということか。

これまでのカラーイラストを見ていると、

発売を控えた単行本1巻の書影も「大ハズレ」ということはなさそうで安心だ。

俺は基本的に「単独キャラの顔面ドアップ」という構図が大嫌いなのだが、

くらげのヴィジュアルならそれでも、”それなりの物”にはなるだろう。


まあ”使い回し”さえしなければ何でもいい。

単行本表紙は”原稿料が出ない”とはいえ、

”ここでしか見られない一枚絵”は絶対に売上にとって”プラス”に作用する!

読者に「お金を出して良かった」と思わせる工夫は怠らないでほしい。


一枚絵といえば俺は前回の扉絵で、

なぜ、くらげのトップスの模様に「小籠包」がチョイスされたのかが分からなかった。

だが、「肉まんを12ダースほど」という彼女のボケからして、

もしかすれば”中華料理”が彼女の”好物”なのか?

水尾くらげの「くらげ」は実は「きくらげ」であるということが、

近い将来、明らかになる日が来るかもしれん・・・


その肉まんを第7話にて買い食いしていたコンビニに、

ハガキが売っていることも彼女は当然だと言わんばかりに知っていた。

放課後、ミメイは直ちに足を運ぶ。


一枚85円──、

作中のミメイ同様に俺も「ひえ~」と驚愕してしまった。

まあ、今の”ユビキタス社会”では、”郵便”の存在感もすっかり薄れてしまっているからな。

この気温もあって、その「寒さ」がいっそう身に染みるところだ・・・


この漫画では冷めた心を温めてくれるのは、くらげの役割。

ということで、ここにも現れた彼女。

反応を見る限りこの登場はまったくの偶然だったようだ。

「私とミメイ君って二人で一つだから」──、

ミメイとの思わぬ遭遇に”ウッキウキ”なご様子で、俺の心までなごまされるぜ。


喜びの勢いのまま、くらげはミメイに合わせてハガキを購入。

ちゃっかり唐揚げ棒もくださいと言っているのに笑ってしまう

彼女の”食べること”へのこだわりはラジオ並みだな。

肉まん144個というのも半ば”本音”が入ってそうに感じてきた。


ここで、ハガキは届くのに時間がかかるので早めに送るべしと、

くらげはミメイにアドバイスを授ける。

それを受けて早速、二人は公園で投稿を一枚書いてみることになった。

椅子に腰かけたくらげは鞄からシャーペンを取り出す。

これは前回ミメイと「交換」したものだ。

ペンケースの中身を凝視するミメイを凝視するくらげ。


ミメイに対して突然降りかかった「試練」──、

彼は思い切ってくらげから貰ったシャーペンを選択。

果たして・・・その行動は”正解”だったのか・・・

それはくらげを見れば一目で分かるだろう。

今回も俺の一番好きな表情をありがとうございます!


一通に何個ネタを書いたらいいのか分からないというミメイに対しても、

くらげは他の番組では2ネタだったと冷静に対応し、おちゃらけも加える余裕ぶりだ。

「1ネタ42円・・・あっ42だ!」

その数字は「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」・・・

くらげの大喜利力はもはや”スーパーコンピュータ”の領域にまで達している。


投稿できるネタ数に限りがあるということで、

かつて「渾身の一通」だけ送っていた時代を思い出すミメイ。

振り返れば第1話でそんな彼に対して、

「どんどん送れ」と背中を押したのはくらげだった。


うなぎポテトとは、共に研鑽する「ライバル」であり、

いつか倒さなくてはならない「ラスボス」でありながら、

最前線からミメイ導いてくれる「師匠」としての顔も持っている。

この”多角的”な二人の関係性が最高だ。


それにしても今回のミメイは”卒のなさ”が消え失せてことごとく”絶不調”だ。

帰り道、風に飛ばされたハガキを追って、溝に転落してしまうとは・・・

泥がついたハガキは公園での葉っぱの跡も相まって、本当に”森の梟”が書いてそうな有様だ。

今日は”やることなすこと上手くいかない日”なんだな。


そんな彼に手を差し伸べて笑ってくれるくらげは、なんと”ありがたい”ことか。

”連載開始以来”の”腹の底からの笑顔”──、

「スマイルあげるから元気だして」がまさかここで来るとは・・・

俺はくらげにその”不意打ち”は”大成功”だと言ってやりたい。


これ以降もミメイの投稿は”不採用”となり、”受難”はまだまだ続くが、

ロングホープスへの”感謝の言葉”は、しっかりに届いたし、悪いことばかりではない。

今週もアンケート1位で出すから、次回は気を取り直していてくれよな!!!

彼の枕元に貼り付けられた”ステッカー”にニヤニヤしながら、俺はそう思ったのだった。

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