26話
映画館を後にした俺達は、買い物をしていた。
「侑大くんどっが似合うかしら?」
俺は今、美和先輩の服選びに付き合わされている。
「・・・・どっちも似合ってますよ」
「さっきからそれしか言ってないじゃない」
だって、どんな服装でも似合いすぎて選べないのだ。美人は何を来ても似合うと言うのは本当だったんだな。
「そうね。これと、これだったらどっちがいいかしら?」
「だからどっちも・・・・」
言おうとしたら美和先輩にとめられた。
「今回はどっちかを選びなさい?」
「・・・・わかりました」
俺は美和先輩が、選んできた服を見た。
1つ目のは、下はデニムタイトスカート、上はピンクのニットと優しさを表現している。
2つ目は、ミントカラーのトップスで、下はデニムタイトスカートと言った組み合わせだ。此方は品がよく現れている。
正直言ってどちらも悩ましい。これを選べと言うのが酷な話だ。
「侑大くんなやんでるの?」
美和先輩がそう言ってきた。
「どちらも似合ってるるので、選べと言われても難しいです」
「そう。なら最初に頭に思い浮かべたのはどっちかしら?」
そう言われて、俺は美和先輩が着た時の姿を頭の中で思い浮かべた。
どちらも可愛いと思ったが、最初に思い浮かんだの・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・最初の方で」
「そう。なら此方を買うわ」
そう言って美和先輩はレジへと向かって言った。
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