設定資料集兵器編
※注意
・鬼装天鎧バンカイザーは筆者の中二病(重度)とか欲求不満とかをベースにその場のノリと勢いで執筆されております。ゆえに全ての設定は後付けです。
・要するに筆者の都合によって以下の文章は本編と矛盾が生じたり予告なしに変更される事がありますが私は謝らない。
・分かる人にしか分からないネタはスルーして欲しい。
・自重? ナニそれ。
超絶にいい加減な設定資料集、主にロボ編
TX‐04(TEIOW‐X‐04) バンカイザー
主役機。戦略掃討迎撃超越兵器(タクティカル・エリミネート&インターセプト・オーヴァード・ウェポン)とカテゴライズされる可変人型機動兵器の試作4号機。開発コードはイフリート。奇想天外の具現、炎の鬼神。
GOTUIが収集、蓄積した技術の全てをつぎ込んで制作した決戦兵器。魔道技術を本格的に用いた初の純地球製戦闘マシンである。僕の考えたすごいロボットがそのまんま具現化したような機体。
開発コンセプトは単機で一つの戦場を制する、すなわち「一騎当戦」。そもそもが外部勢力より『天地堂』を守護するためだけに設計されたTIOWシリーズは、クローンした特殊能力者を使い捨てのパイロットとする非人道的な運用を前提としていたため、強力ではあるが乗り手が耐えられない性能と機構を備えていた。しかしGOTUIの方針転換により再設計される。
再設計時当初はシンボリックマシンとして蘭が搭乗する予定だったが、彼女の能力が疑問視され設計の見直しが計られる。萬は“一般人でも乗れるマシン”などと勘違いしていたがそれは正確ではない。“いかなる人間が乗ってもその全能力を発揮できるマシン”なのだ。これは“蘭を倒せる可能性がある存在をさらに倒せる存在”などという突拍子もつかないものをパイロットとして想定したゆえだが、その結果萬がパイロットに選ばれてしまったのは皮肉としか言いようがない。
航空機を思わせる巡航形態に変形が可能。その変形は簡素で以外と細身の外観のわりに構造は強固。変形システムはガンダム00に出てきたフラッグと酷似している。大きな違いは変形時に下半身が反転するところだけであとはそっくり。システム自体はずいぶん前から考えてましたよ? 本当だよ? プラモ改造して作ろうかとか思ってないよ?
それはそれとしてゲッ●ー炉とか光●力エンジンとかシャレにならない動力を複数搭載している上、大出力の魔法攻撃とかもできる反則能力を兼ね備える。さらに動力リミッターを解放し常に過剰なエネルギーを供給する“バーストモード”に到っては、基本的にエネルギーが無制限なので全能力が使いたい放題という無双BASARA状態となる。もうこれだけでお腹一杯だが、本来の機能であるリンゲージドライブまで搭載されていたらどうなっていた事か。一騎当戦は伊達ではない。
最終的に機体の自己再生能力を暴走させるなんていう馬鹿げた手段でリンゲージドライブは擬似的に再現される事となる。しかし肝心の萬の能力がそれに追い付かず全力を発揮するに到っていなかった。
ちなみに主兵装であるデュランダルの名は、元の剣が大理石を砕いたという故事にならって“砕けぬはずのものを砕く”という意匠が込められている……という事にしておいて下さい。
現在萬と共に絶賛行方不明中。
ぶっちゃけるとすげえユニコーンガンダム。外見のイメージはヴェルトール・イド。
TX‐01(TEIOW‐X‐01) ゼンカイザー
戦略掃討迎撃超越兵器(タクティカル・エリミネート&インターセプト・オーヴァード・ウェポン)とカテゴライズされる可変人型機動兵器の試作1号機。開発コードはシルフィード。勧善懲悪体現する疾風の騎士。
TEIOW全ての原型機。2号機であるゲンカイザー以外は全てこの機体を基本とする。強力な空間把握能力及び精神感応能力者(ニュー●イプ)用の特殊システムを追加装備されているが、それ以外はほとんどバンカイザーと同一。外観上の差は装備とカラーリング、頭部形状くらいである。(バンカイザーが一本角であるのに対し、ガンダムっぽい頭部を持っている)基本的な機能――バーストモードや可変機構等も準じている。
この機体独自の一騎当戦コンセプトとして、多量の思考誘導兵器を運用可能という機能がある。通常の思考誘導兵器は機体そのものに装備され数量や使用時間等に制限があるが、この機体の場合「折角空間転移という機能があるのだから必要なときだけ呼出せばいいじゃない」というあほな発想により、多量のガンスクワイヤをベース基地に保管し必要に応じて召喚するという運用法を取る。パイロットが保ちさえすれば事実上無制限に誘導兵器を運用する事ができるのだが、そんな頑丈なパイロットはなかなか存在するはずもない。使いこなせるゼンが変態なだけである。
巨大な複合砲トライデントとシールド内に仕込まれた半物質反応近接兵装バニシングバンカーを装備し、遠近双方の戦闘に対応した全域対応型の機体。
ぶっちゃけるとすげえHI‐νガンダム。
TX‐02(TEIOW‐X‐02) ゲンカイザー
戦略掃討迎撃超越兵器(タクティカル・エリミネート&インターセプト・オーヴァード・ウェポン)とカテゴライズされる可変人型機動兵器の試作2号機。開発コードはノーム。喧嘩上等鉄拳の破壊神。
他のTEIOWと違い胴体メインフレーム以外は完全新規設計という特殊な機体。これは生体エネルギーの一種である気を実戦レベルで運用し、その上で大地を流れる気の流れ――龍脈を戦術に組み込み仙道の技を再現するという実験的な要素を組み込んだため。さらに龍脈制御の補助用に重力制御システムを組み込んだ鬼子である。
車両型の巡航形態に変形する陸戦重視型だが、重力制御機構により飛行も可能。それどころか広範囲の特殊結界ともども戦場自体を大気圏外まで吹っ飛ばすなどという荒技まで可能なあほマシン。
戦場自体を己の都合良いように作り替えるというコンセプトで設計されたが、その反面武装に割り当てるリソースが全くなく、戦闘自体はパイロットの技量に頼るしかないと言う完全な格闘専用機である。現在のところ弦にしか乗りこなせない。もし弦が仙術を習得すればとんでもないことになるだろうが果たして。
なお、この機体が2号機になっているのは単純に仕上がったのが早かったからである。後3機は基本的に同じもののはずだがプリンセス用とシンボリックマシンはやはり手が込んでいたと言うことなのだろうか。
ぶっちゃけるとすげえゴッドガンダム。
TX‐03(TEIOW‐X‐03) リンカイザー
戦略掃討迎撃超越兵器(タクティカル・エリミネート&インターセプト・オーヴァード・ウェポン)とカテゴライズされる可変人型機動兵器の試作3号機。開発コードはウンディーネ。豪華絢爛なる幻惑の女神。
エッジの立った鋭角的な装甲に大太刀(斬空刀)一本のみの武装という有り様だが、実の所中身はバンカイザーと全く同じ。コンセプトに従い魔道技術を使う人間用にチューニングされていると言うだけである。とんでもない大規模の魔術を行使するがこれはすべてパイロットたる鈴の技量。絶大なまでの魔力ブースター(いわゆる“杖”)の機能は確かにとんでもないが、それをここまで使いこなせるのは鈴ならでは。ちなみにバンカイザーもとんでもない魔道攻撃を行っているが、これはそれほど難しくない術式を機体の出力によって制限なくブーストしているからで、萬本人には魔道の才能など欠片もない。凄いのは機体とジェスター、そして萬の攻撃の組み立て方である。
しかしその本質はやはり鈴の剣技を完璧ではないにしろ再現しているところだろう。元々乱戦の中確実に目標を仕留めるといった荒っぽい暗殺剣の使い手である鈴にとって、自身の持つ技が再現されるというのはそれだけでかなりのイニシアチブとなるのだ。自ら戦場に混乱を産みだし敵を屠るその戦術は、派手さだけではない理に適った一騎当戦の形である。
なお、装甲各部のエッジはそれ自体が刃物のごとく攻撃に転用が可能で、さらに機体各部に予備の刃物が仕込まれている。
ぶっちゃけるとすげえガンダムエクシア。
グロリアス
地球に来た当初ダンが使っていた外宇宙勢力の機動兵器。
すでに生産が終わっている旧式の機体だが、基本性能と信頼性は高く傭兵などには愛用しているものも多い。ダンはこれに隔絶空間障壁発生器を搭載しているがそれ以外はほぼノーマル。装備も蛮刀と銃のみとシンプルだが、相手の懐に飛び込むを信条とするダンにとってはこれで十分であった。
バンカイザーとの戦いで寿命を迎える。それ以前にもすでに何機か潰しているので、性能的にはすでに役者不足というしかない。
実は後述するブロウニング・ハイパワーやメタトロンなどと互角くらいの性能。
リグ・シャッコーやコンティオに当たる。
アイオーン
シャラが使用する特殊能力者用人型機動兵器。
本来一機の有人機を中核とし、残りはビットマシンとして遠隔操作されるが、シャラは中核機をも遠距離遠隔操作し完全な無人の部隊として運用する事が可能。
機体性能自体はグロリアスと大差はない。ただ特殊装備として空間振動波を応用したパイロットに直接影響を与える武装(バンシーボイスという名があったけど使わずじまい)を持つ。この装備は味方はおろか自身にも影響を与えるため特殊なイヤーガードを使わねばならず、シャラはそれを嫌って長距離遠隔操作を行っていた。
ガンダムX。ただしビットモビルスーツも全部同型機、みたいな。
ベヒモス
ヴェンヴェが使用する人型機動兵器。
元々惑星開拓用の土木作業機として設計されたが、あまりにも破壊力があるので兵器へと転用された。しかしその強力な重力制御機構はパイロットにも相当の負担を与え、扱える人間は限られる。
重力波攻撃が強力すぎるので他の武装を装備する必要がなく、攻防共に優れているが反面機動性は著しく劣る。グロリアスよりも旧式にあたり、また扱いも難しいとあって性能的にはともかく愛用する人間は現在ほとんどいない。使っているだけで二つ名が付くようなキワモノマシン。
なおこいつら宇宙人の機体なのになんで地球名とかツッコんではいけない。多分それに相応する名称があって訳されているのだろう。
ボルトガンダム。あるいはドルカス。
ニキ・ニーン
キャラクターと同一ではあるが、カテゴリーとしてはそもそもこっち。(普段ダンたちの前に現れているのは端末)特殊情報戦略戦闘ユニット。
本来の名称はスペクター。ニキ・ニーンは個体名。流体金属とナノマシンを組み合わせた特殊な実験兵器で、潜入工作や諜報活動用に開発された。その機能が完全ではないため破棄されるところをダンがもらい受ける。
通常の物理的攻撃手段ではダメージを与える事ができず、完全破壊するには丸ごと太陽にでも放り込むぐらいしか手段がない、はず。しかも常に人型サイズの端末がストックされており、時間と材料さえあれば自らナノマシンを増産しいずれ完全復活する。だからといってごっそり身体をぶんどるツツの行動はいかがなものか。
ドミネーターだろう。うん。
ダンカイザー
GOTUI式典からニキがぶんどったTEIOWパチモンフレームをベースに、ヤル気になったツツが全身全霊を込めて組み上げた嫌がらせのためだけのマシン。心機一転新たなる力となった漆黒の魔神。
ベースとなったフレームは物理的及び魔道的に様々な仕掛けが施されており、どう使ってもぶっ壊れてしまうようになっていた。しかしツツは「壊れるんなら片っ端から治していけばいい」という狂っているとしか言いようのない発想をもって、事実上無限に再生する機構(システムノストフェラトゥ)を積み込み無理矢理組み上げてしまう。はっきり言ってとてつもなく無駄な機構だが、その代わり中枢以外をいくら破壊されても支障のないゾンビマシンと相成った。オイルを血しぶきのように噴き出しパーツを歪めたり砕いたりしながら駆動するその姿ははっきり言ってホラー。
自身の損傷を気にしなくて良いので限界以上の性能を発揮でき、しかもニキからぶんどったナノマシン構造材のおかげで様々な武装や機能を再現することが可能という化け物。その機能を全開にすれば冗談抜きで惑星の一つも破壊できるらしいが、ダンは自身の使いやすい程度の能力に抑えている。真正面からTEIOWを圧倒する事のできる唯一の機体。
その開発には惑星国家の国家予算クラスのコストがかかっており、そのおかげでダンの貯金は9割方失われる事となった。
なお機体名はダンが適当に名付けたが、一歩間違えれば某OVAの巨大ロボと名が被ってしまうところであった。危ない危ない。
現在大破し自己修復中。何やら進化の兆しが。
能力的にはS2機関か次元連結システムを積み込んだデビルガンダム。外見的には真・ヴェルトールかシュロウガ。
KF-110 シュバリエ
天地堂総合重工を一方的にライバル視するガンゼンロージス社製の人型機動兵器。
正規軍の時期主力コンペにおけるブロウニングの対抗馬。機体の基本性能はブロウニングと互角以上でオプションなしでの飛行能力を持っていたが、機体のコストが馬鹿みたいに高く整備性も最悪。その上搭載できる武装も限られているとあって至極あっさりと候補から蹴落とされた。
正直ナイトブレイド以外で運用しているのは趣味人だけである。まあ外見的な見栄えは良いし。
能力的にはジンクスだと思う。
KF-119S メタトロン
シュバリエをベースに、ガンゼンロージス社の技術の粋を尽くして性能向上させた上級機。
見た目は黄金に輝く戦天使。機体性能もそれなりに高いがシュバリエに輪をかけて整備性劣悪。その上コレを一機作るのとブロウニング10機作るのと互角というあほみたいなコストがかかる。(それをいったら主人公機なんか要塞クラスなのだが)さらに出力のバランスが悪く操作性は結構シビアでピーキー。往年のレーサーレプリカバイクよりも酷い。
とりあえず三機造られたが、ほとんどカンパリスン専用機と化している。なんだかんだいっても彼はそれなりにこのじゃじゃ馬な機体を使いこなしているが、それが生かされる場面は多分出てこない。
性能的にはアルケーガンダム。見た目はエクスミリオン……と言って誰が分かるのだろうか。
アイオーンデッドコピー(仮)
正式名称不明。外宇宙侵略勢力の反カダン傭兵団派が、アイオーンの機密を盗み出し制作した試作機。
基本能力的には大差ないが時空間制御システムが不完全で出力が安定しなかった。もしゼンとの戦いが長引いていたら自爆していた可能性もある。
シャラによって設計データも含めた全てが処分された。
VHMW‐002 ブロウニング
GOTUI製汎用人型機動兵器。VHMW‐001ガヴァメントの後継機である量産機。
徹底した汎用性を追求して設計された機体であり、固定武装は両肩前面装甲内に装備されるPLDおよびアサルトナイフ(選択式)のみだが、機体各部に合計10のハードポイントがあり状況に合わせて装備を選択する事ができる。これはガヴァメントにも共通の特徴だが、かの機体との最大の相違点は動力であるプラズマエンジンを三基(背部に一つ、両大腿部に計二つ)搭載している点であり、機体重量こそ増したものの出力は桁違い。最大で小型艦並の武装を施す事も可能な余裕ある設計となっている。
基本的に飛行能力はないが両足に高速走行用のモーターローラーを装備し地上走破性は高い。またオプションであるFID(フィールドインパクトドライブ、空間振動波推進器)ユニットを2基以上装備する事によって飛行能力を得る事も可能。
剛性、信頼性も高く整備性も良好という優秀な機体だが、製造コストがかさむという欠点があり、現在の所エースクラスや特殊部隊のみに配備されている。
高性能な量産機。VガンダムとかガンダムマークⅢとかに相当する。機体の武器換装機構はアーマード・コアのぱくり。
ブロウニング重強襲装備
ノルンとジェスターの奸計により、31対1という 拷問のような戦力比で対戦シミュレーションを行う羽目になった萬が選択した装備。別名鉄砲玉殴り込み仕様。シミュレーター内のみの仕様で実際にこの装備で出撃した事はない。
両腰と腰部後方に計4基のFIDユニット。背部には電磁レールキャノン(弾頭はグレネードタイプ)とロングレンジビームキャノン。両肩には計四基の小型ミサイルランチャー(弾頭は近距離信管のベアリング散弾)。右腕には銃剣付きレーザーアサルトライフルと30ミリガトリングランチャー。左腕には爪付きパイルバンカー。予備武装として両肩前面装甲内にアサルトナイフが、腰部前面にサブマシンガンがそれぞれ2基づつという、全距離対応かつ多対一を想定した装備である。
重装備ながらも腰部に集中して装備されたFIDユニットのおかげで多少なりとも飛行能力を持ち突撃能力は高い。(ただし機動性は低く小回りはききにくい)
アーマードコアだと確実に重量オーバーだと思う。
フルアーマーガンダムマークⅢ。
ブロウニングチームインペリアル仕様
ナイトブレイドとの模擬戦でチームインペリアルが用いた機体。
はっきり言ってどノーマル。ゼンはライフル二丁、弦はナックルショットのみ、鈴は高周波振動刀二刀流、萬はマチェットナイフにマシンショットガンと装備もシンプル。別に相手を舐めていたわけではなく、大隊規模の敵と相対するのに必要最低限の装備を選択したらこうなったと言うだけ。それほどに彼らとブロウニングの組み合わせは凄まじい。
なお萬が選択した装備は、ダンとの戦いに大きく影響されてのもの。この時点でかなり意識していることが伺える。本気で大隊クラスを潰す気ならば、彼は前述の鉄砲玉殴り込み仕様に準ずる装備を選択していたと考えられる。
ブロウニングハイパワー
背中のエンジンを魔道系機関に換装し、魔道技術の使用を可能にしたブロウニングのアップバージョン。
量産を前提としておらず、ごく一部の魔術師技能を持つパイロット用にカスタマイズされる。ぶっちゃけ人型機動兵器型のデバイス。乗り手によってはTEIOWに匹敵する能力をたたき出すという。
現在確認されているのはやいばの使う【ブレイドカスタム】とはずみの使う【ブリッドカスタム】の2機のみ。
機体の名称が使いたいがためだけに設定されたのは秘密だ。
ガンダムマークⅤかビルドシュバインに相当。
VHMW‐001ガヴァメント
天地堂総合重工製の人型機動兵器。
汎用性と整備性の高さ、豊富なオプションによる状況対応性など優れた能力を持つ量産機で、正規軍の一部や各方面で採用されている。
天地堂が入手したノウハウをつぎ込み次世代機の原型として生み出された……という建前だが、実際は資金稼ぎとか各方面にコビや恩を売るのが主目的だったようだ。
後に“本気で地球防衛のために制作された”後継機ブロウニングと世代交代しつつある。
ゲシュペンストマークⅡ。
自律戦闘型空間転移ユニット
再度の地球侵攻のためにダンが用意した切り札。要塞級自律戦闘ユニットに多数の軍勢を転送可能な空間転移ユニットを積み込んだ移動する補給線。
100基近くが地球に降下し軍勢を転送。戦力バランスが一気に傾く事となる。
TEIOWの尽力により多数が破壊されるが、いまだ十分な数が残っており戦況は予断を許さない。
グランノア
GOTUIが誇るギガフルート拠点の一つ。回遊する移動要塞である。
特務機動旅団の本拠地であり訓練施設も兼ねる。多分最強部隊のそばにおく事で訓練生に刺激を与えるのが目的なのではなかろうか。ともかく設備が異様なまでに充実しており最早一つの都市と言っても過言ではない。
攻撃手段はほとんどないが集ったスタッフが生半可ではなく防御能力は非常に高い。このような移動拠点がいくつかあるのは建前以外にも何か理由があるようだが。
指揮を執る蘭とともに敵陣のど真ん中に飛び込んで、そして……。
以上で一応資料はおしまい。
この後は短編がちょこちょこ続く予定。