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00・そして


 




半壊したダンカイザーがハンガーに運び込まれる。極端に再生速度の落ちた機体は誰がどう見ても使い物になるとは思えなかった。

 

ただ一人、ツツ・ラ・ツラヤだけが、鋭い目で機体の様子を冷静に観察している。


「動力に損傷はない……ならばこれは、機体自体が再生を遅らせている、と? 時間をかけてより強い自身を再構築しようというのか」

 

力尽きたなどと決して思わない。この機体も、そして乗り手も、そんなヤワにできているはずがなかった。

必ず不死鳥のごとく蘇るはずだ。

 

さてならば、次はどれほど強くなってくれる? 子供のような期待感を胸に秘め、ツツはその時を待つ事にした。


 









キャリアに載せられた大剣が、静かに格納庫に収められる。作業しながらその様子を見ていた作業員たちはひそひそと会話を交わす。


「行方不明扱いじゃないんだって?」

「ああ、どうも本部情報システムと微妙なリンクが辛うじて繋がっているらしい」

「けど地球上に反応はないっていうじゃないか」

「外宇宙か別世界か……ともかく簡単に戻ってこれるところじゃなさそうだ」

「上層部はそれでも?」

「待つらしいぜ。信頼なのか盲信なのかは分からないけど」

 

会話を遮るようにゆっくりと格納庫の扉が閉じられ、内部は暗闇に包まれる。

 










どくりと、何かが脈打った。


























予告。


























矢は尽きたか?


























拳は砕けたか?

























剣は折れたか?


























希望は最早、そこにはないか?


























否。

























暴風の最中、耳を澄ませ。

























面を上げて目を見開け。


























お前の魂が、まだ諦めていないのならば――

























「よう、待たせたな」

























――そこに、ヤツはいるはずだ。


























希想天鎧。


























そのうち公開予定。































やっちまった感ばりばり。


つー事でしばらくのインターバルの後、河岸が変わって続きます。






……まーまた何かしらおまけとかやるんでしょうけどねきっと。




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