表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブレイクワールド  作者: kjkjpw
7/8

05

「何から話そうか 、そうだな、まずは研究の事から話そうか 今、研究しているのはM2の物質変換による重力発生だ」

M2とは英語でMars Mineral(火星の鉱物)の頭文字を取るとMM、略してM2と俗に呼ばれる


3年前、NASEによる火星の地下鉱物の採掘が開始されてその物質の研究の為に各国の研究機関、大学に配布された

その後、報告書によると地球の鉄に似ている性質を持ち、これと言って特筆すべき性質はないと出ていたはずだ


「あれは、ただの鉄と何も変わらないんじゃないんですか? 研究だって既に色んな国がやり尽くしたはずですよ それを今更何のために?」

ニヤリと笑い 勿体振る素振りでこちらを見る

「知りたいか?」

「そりゃ勿論ですよ」

即答した、そうすると周りに聞かれるのが不味いかの様に声を1段小さくして話し始める


「実はM2にはまだ知られていない性質があるんだよ、特定条件下で強い放射能を浴びせると物質そのものが変化して重さが変化するんだ」

通常、どんな物質であろうと圧力や熱を加えれば重さが変化するのは科学の世界では常識だっただからそれくらいでわざわざ言うほど水落は素人でもないから、何かあるのだろうと思い質問して見た


「重さが変化したから何になるって言うんですか、それが発見された所で対して騒がれもしないのでは?」

「まあ、それだけなら騒がれないだろうね対して注目すら集められないだろう」

「なら何故」

「M2は強力な放射能を当てると物資が変わるのは話したと思う、物質が変化すると物資そのものの質量も大幅に変化する、その結果僅かな量のM2で質量を役約1万倍にも増えるんだ」

「ええええええええええ」

「ちょ!静かにしろ!周りから変な目で見られているだろ」

冷静になって辺りを見るとかなりの注目を浴びていた

「す、すいません」

しかし驚いた、これが本当なら世紀の大発見だ

普通ならそんな物質があるというなんて常識では考えられない。

もしそれが実在するとすれば、未知の可能性がある

「そしてもう一つ特徴がある、放射能の強さによってはそれ自体も変化する事が出来て最大限に質量を増やせば重力が発生する事が分かった」

重力を発生させるほどの質量を持った物質なんて前代未聞だ

それを発見するなんて凄いと感心していた。


プルルルルル プルルルルプルルルルル

いいタイミングで携帯が鳴った

不機嫌そうに彼は取る ピッ

「はい、もしもし......ああ分かった直ぐ向かう」

電話が終わると水落は迎えが来たようだといった

席を立ち、レジで清算して、外に出るとと空は眩しく何処まで続くかのように晴れていた

いい天気だった。

店から出ると黒いスーツ姿の男がいた、どうやら彼らが迎えのようだ

車の中に乗ると、3時間ほど走り続けただろうか空港に降りてアメリカに行き、とある州に着いた

そこからまた車で一時間ほど移動し、

学校のような大きな建物の前に止まった

そこにはヴィクトリア.コンドリア大学と書かれていた。

「さあここだよ」

そこで降りて、建物の内部へと案内された

綺麗な建物で、ゴミ一つ見当たらない

まるで新築のような感じだった、それから研究室へと案内された



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ