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大昔の残骸シリーズ

憎らしいあいつ

作者: 神村 律子

あいつを見てると頭に来ちゃう


いつも嫌味にそっぽを向いて


素知らぬ顔してくすくす笑い


あまりわたしをバカにしないで


おとなしい私もたまには怒るわ


こっちを向きなさい


憎らしいあいつ


向いたらどうなの


憎らしいあいつ


でも変よ私の心


あいつが私を見ると


炎のように熱くなる


何て事なの


私あいつに恋しちゃったのかしら




あいつが笑うと頭に来るの


いつも私に背中を向けて


酷い顔してゲラゲラ笑う


あまりわたしをからかわないで


無口な私ももう限界よ


こっちに来なさい


憎らしいあいつ


来たらどうなの


憎らしいあいつ


でも変よ私の身体


あいつが近づくと


氷のように固くなる


何て事なの


私あいつに恋しちゃったみたいね

ということでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] こういう作品は珍しいですね。 律子さんの乙女心が垣間見えたような気がします。
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