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◆僕の思い出

―七月


梁瀬と友達になって、初めての夏が来た。


夏には、花火大会、夏祭りなどのたくさんの行事があるし、

海、山などに旅行の予定もある。

とっても楽しみだ!!


そんな俺はもっと梁瀬のことが知りたくて、

梁瀬を花火大会に誘うことを決意した。




「一緒に花火大会行かないか??」

俺は梁瀬にメールを送った。

(携帯の番号・メルアドは調査済み。教えて貰いました。)


―チャララララ〜♪

すぐに返事が返ってきた。

「もち、OKだょぉ〜(≧∪≦)∨

集合時間トカ、決めょぉ。」

よし!!

俺は返事を返した。

町「何時まで平気なんだ??」

梁「8時半ぐらぃまでなら平気だと思うょぉ〜(-_-)」

町「じゃぁ、最後まで見れるな。

  6時半からだから、何時に集合するのがいっか。」

梁「じゃぁ、五時半!!」

町「早すぎないか?」

梁「イイのぉ(^o^)六時半まで、町井君としたぃことがあるから!(^^)!」

町「何したいの?」

梁「それは当日まで秘密だょぉ(^^)/~~~」

町「そっか。どこに集合する?」

梁「学校でイイんじゃなぃ?」

町「そうだな。じゃあ、その日。」

梁「バイバイ(^^)/」


こうして、俺と梁瀬は集合場所と集合時間を決めた。






―花火大会当日


俺は中学の校門前で梁瀬を待っていた。

カラン、カラン♪

「遅くなってごめんねぇ〜。」

声がして、その方向を見て見ると、そこには

<浴衣姿>の梁瀬がいた。

俺はその可愛さに見とれてしまって。。


「町井君??」

気がつけば梁瀬は俺の隣に来ていた。


「あっ!これ変??似合わないかなぁ??」

袖をひっぱってよく浴衣が見れるようにしながら梁瀬は言った。

「えっ!あっ、そうじゃなくて、その、に、に、に、にんにく!!」

緊張しすぎて意味が解らないこと言ってしまった。

「ほぇ?にんにく??じゃぁ、くるみ!」

「みっ!?みかん!」

「あっ!!<ん>付いた!町井君の負けぇ〜!!

何かおごってねぇ♪」

何故かおごるはめになった。


「じゃっ、行こっか!!」


俺達は学校を後にした。






「町井君、ここ!ここ!!」

梁瀬が立ち止まり、ある場所を指した。

「ここって、ゲーセン??」

そこは、ゲームセンター。

「うん!!こっち、こっち!!」

梁瀬は俺を手招きしながら、中へと入って行った。


そして、立ち止まった。

「町井君、これこれ!!」

それは、プリクラ。

・・・プリクラ!!?

「これが何だよ。。」

「撮ろっw」

「はぁ!!?」

「いいじゃん!!」

「嫌だよ俺。」

「今日の想い出にぃ〜!!」

上目遣いで言ってきやがった。

それは無しだろ!!俺は男だ。

「ん〜。。」

「おねがぁ〜い!!」

またもや上目遣い。。

「わぁかったよ!!」

「やったぁ〜vvじゃぁ、撮ろぉw」




―十分経過


俺達は、二回プリクラを撮った。


「じゃぁ、河原行こっかv」

もう気が済んだのか、梁瀬が笑顔で行った。






―ドーン ドドーン

花火の音がした。

いろいろ色や形、大きさの花火が次々と上がっていった。



―ドドーン!!!!!


最後の一番大きい花火が上げられた。


「綺麗だったねぇ。」

梁瀬が言った。

「だな。もう帰るか。」

「うん。」

そんな言葉を交じ合わせ、俺達はその場を後にした。




「本当に綺麗だったね。いい想い出になったよ。」

「俺は梁瀬と見に行けてよかったよ。」

「私も町井君と行けて良かった。楽しかったしね!」


「なぁ。」

俺は花火の話しを終わらせた。


「? 何??」

急に話を変えられて不思議そうにこっちを見た。


「・・・手、繋いでいいか。」


「??・・・!?」

梁瀬はビックリした顔をしていた。

「・・・・・・ぅん。」

小さな声で梁瀬は言った。

俺はその声を聞き、そっと梁瀬の手を優しく握った。


それから俺達は下を向いたまま、梁瀬の家までの道を歩いた。


手をずっと繋ぎながら・・・


えぇ〜何故か第4部はタッタカ投稿出来ました。


何故かと言うと、

本当はこの作品を「◆僕の秘密」にいれようかと思ったんですけど、長すぎてしまぃそぅなので別れさせたんです。

 

          嵩凪アリナ

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