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◆君の苦手な物

―六月

梅雨に入り、前が毎日のように降っている。


梁瀬と友達になって、二ヶ月目に入ろうとしていた。


部活が終わり、俺は教室に向かった。

外は雨が降っていて、雷も鳴っている。


教室には電気がついていなく、雷が光った時に人影が見えた。

「誰だ?」

俺がそいつに尋ねるとそいつは答えた。

「町井君!?」

答えになっていなかった。

俺が電気を付けてそいつのいる方を見たら、正体がわかった。

「町井君!!」

正体は…梁瀬だった。。

「何でまだ教室にいんだよ。

美術部はもうとっくに部活終わっただろ。」

「だって、終わったから本読んでたら、雨は降り出してくるし、

雷は鳴るしで、怖くて帰れないんだもん!!」

「何で気づかねぇんだよ。」

「本に夢中だったから。」

−ピカッ!!! ゴロゴロゴロ

「きゃぁ!!」

急に梁瀬が叫んだ。

「何お前、雷嫌いな訳??」

「大っ嫌い!!!

私がこの世で嫌いなのはゴキブリと雷だけ!!!」

「ふぅ〜ん。

じゃぁ、俺帰るから。」

俺はそう言って教室のドアに向かって歩き出した。



はずだったが…。

俺は一歩も動いていない。

理由は…

梁瀬が俺の服の裾を掴んでいるから。


「何だよ。」

「一人にするき!!

雷が鳴ってる中、か弱い乙女をおいてぐき!!」

何処がか弱いんでよ。

「そう、一人にするき。」

俺はそう言って歩き出したはずなのに…

また、梁瀬が服の裾を掴んでいて、動いていない。


「梁瀬の家どこだよ。」

「ほぇ??学校の近くだけど。」

「なら、さっさと帰るぞ。これ以上ひどくなったら大変だしな。」

「えっ?あ、うん。」

「行くぞ。」

俺はそう言ってバックを肩に掛けて、梁瀬の鞄を左手で持ち、

右手で梁瀬の手を掴んで歩き出した。




「あ!ここ。」

「そうか。じゃぁこれ。」

俺は梁瀬の手を離し、鞄を渡した。

「ありがとう。また明日ね。」

「おぅ。」

俺はそう言って傘を受け取り家に向かった。




梁瀬は俺が見えなくなるまで手を振っていた。(らしい。)

この小説を書いてから、先輩に「雷・ゴキブリ」を

嫌いか聞いたら、本当に嫌いだったです!!

恐るべし、雷とゴキブリの嫌われよう。。


こんな嵩凪は雷が好きです!! (!?)

音はうるさくて嫌だけど、稲妻って

カッコよくないですかぁ!?

嵩凪はカッコイイと思います!!


     嵩凪アリナ

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