表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/4

プロローグ②

 涼やかな風が吹いている。温かな陽の光とかしましい声。

 ゆっくりと目を開くと見知らぬ真っ白な天井が見えた。右側はベージュのカーテンで仕切られており、左側には窓がある。寝ぼけ眼で体を起こし外を覗くと、自分と同じぐらいであろう少年少女が騒いでいるのが見えた。

 一心不乱に巨大な掲示板を見ては泣いたり笑ったり悔しがったり。

 あの掲示板には何が書いてあるんだろうと思っていると、ハッと急激に目が覚めた。


(そうだ合格発表!)


 それと同時に前世の記憶も思い出した。




 私は前世、日本の平凡な女子大生だった。

 大学進学を機に上京して一人暮らしを始め、友達と遊んだり勉強したり充実した日々を過ごしていた。

 そんな中で私が特にハマっていたのが「君愛」だった。


「君愛」では、主人公は攻略対象キャラの中から一人選ぶ。

 どういうことかというと、攻略対象キャラのうち5人が男性で5人が女性なのだ。

 男性でも女性でも、自分の好きなキャラを主人公に選び、残った9人の攻略対象キャラか隠しキャラの誰かとの親密度を上げていく。

 つまりNLだろうとBLだろうとGLだろうと好きなキャラ同士のカップリングをつくることができる。

 また、攻略対象を決めることはできず、各イベントをこなすごとにそれぞれの攻略対象キャラの親密度は上がったり下がったりする。

 親密度がMAXになればハッピーエンドを迎えられるし、最後のイベントまでに親密度を挙げられなければトゥルーエンドやバットエンドになったりする。ただし順調に親密度が上がっていても選択肢によって途中で主人公が死んでしまいバッドエンドになることもあれば、違うキャラを攻略してしまうこともある。

 もちろんキャラ自体やキャラ同士の相性などによって難易度は異なってくるが、とにかく誰でも好きな恋模様が楽しめるのである。

 もはや乙女ゲームというより恋愛ゲームだが、女子の間で流行っていたことを鑑みればやはり乙女ゲームなのかもしれない。


 私の推しは聖王国リーキンダムの皇太子カリオン・リーキンダム殿下だった。


 陽光に照らされた小麦のような金色の髪を風に揺らし、ヒロインを見つめるその瞳は穏やかな南の海のような澄んだ空色。凛とした鼻梁にキリッと引き結んだ口元はまさに王子様然として、王者の風格を漂わせる。

 でも女性には紳士的。

 ヒロインにはいつも切なそうな瞳を向けていて、誘っても大丈夫か悩んだり、ヒロインの一言に一喜一憂したり。

 王子様のときとヒロインの前でのギャップがたまらなかった。


 そして私ローズマリーの初恋の人でもある。


 そこまで考えてハッと気づいた。


(そういえば私悪役令嬢ローズマリーだっ)



 もちろん「君愛」の世界では本当の意味での悪役令嬢がいるわけではない。

「誰でも自由に恋愛を」がコンセプトのこのゲームは誰でもヒロインになれるわけで、ローズマリーだってヒロインの一人だ。ではなぜローズマリーが悪役令嬢と呼ばれているのかというと、ローズマリーは他のヒロインルートでは悪役令嬢であることが多いのだ。



 このゲームのヒロインは5人。

 うち3人が獣人族ラファン・ラセの血を引いている。


 狐族キュー・リベの血を引く イル・キュー・スウェン


 兎族ラビ・リベの血を引く  シェラ・ラビ・ハウェイ


 牙狼族フォン・リベとエルフのハーフ アイラ・フォン・ランカスター


 エルフ属のグレイス・イルニア


 そして人族のローズマリー・ライガード


 ヒロインに選ばれなかったキャラクターは必然的に友人か悪役ポジになる。(同性キャラの攻略ルートを除けばだが……)

 誰が悪役になるかは親密度で決まり、男性キャラのの親密度を上げればそれに比例するように女性キャラの親密度は下がるという仕組みだ。またイベントの結果などにも影響され、うまく行けば悪役令嬢ができないこともあるが、場合によっては2人以上のときもある。

 そしてローズマリーの親密度は他のどのヒロインルートでも非常に下がりやすかった。


 ローズマリーは嫉妬深いキャラだ。自分の好きな相手がヒロインと恋仲になると嫉妬するのはもちろんのこと、授業でペアになったり楽しそうに喋っているだけでもすぐに嫉妬して親密度が下がる。

 嫉妬するだけなら良いのだが、毎回ヒロインを排除しようとしていじめたり危害を加えたり、ひどい展開では殺人未遂まで起こしてしまう。


 一方でローズマリーのほぼ対極に位置するキャラがアイラ・フォン・ランカスターである。

 彼女は月のような白銀しろがね色の髪にルビーのような赤く澄んだ瞳を持ち、涼やかな目元やすっと通った鼻筋、新雪のような白い肌は夜の水面のような冷たさを感じさせる。しかしその外見とは裏腹に、実際には穏やかでよく笑う心優しいキャラだ。

 そして悪役令嬢になることも殆ど無い。というか悪役令嬢になったということを見たことも聞いたこともない。常にヒロインのそばで励まし続け、応援している。ときには嫉妬するローズマリーをなだめるシーンも有り、アイラの介入でバットエンドを免れたことも一度や二度ではない。


 そんなローズマリーとアイラがよく比較される要因としては悪役令嬢の他にもう一つある。


 ヒロインルートでの難易度だ。


 ローズマリーのルートはよくEASYモードだと言われている。たしかにローズマリーは嫉妬深いが、ヒロインとしては健気で一途だという側面を持つ。しかもツンデレ属性を持つものだから、適度にデレさせておけばヒーローの親密度はわりと上がりやすいという特徴があった。

 しかもヒーロー側からの攻略も簡単だった。なにせ親密度が上がりやすく下がりにくい。

 そのためローズマリーは5人の女性攻略対象の内、一番楽なルートだと言われていた。


 一方でアイラルートは唯一のヘルモードだと言われるほど難しかった。いや、ヘルモードでも足りないかもしれない。


 アイラのヒロインルートでも親密度は上がりやすい。むしろ不気味なほどに上がりまくる。ローズマリーの比ではなかった。


 そして、誰かの親密度が一定ラインを超えると、一歩間違えればバッドエンドに直結するようなイベントが多数発生する。

 監禁やら心中やら、殺害やら。攻略対象キャラがヤンデレ化して殺し合うみたいなこともある。最悪の場合には4国滅亡にまで発展することもあった。

 他のキャラでは、悪くても一家や一族が滅亡する程度だったのにスケールが違いすぎる。一時期アイラルートが凄惨すぎてトラウマになりかけたことすらあった。

 そしてヒーロー視点のアイラ攻略ルートでは、それはもう親密度が上がらない上がらない。枯れてるのか、人生2回目なのかと突っ込みたくなるほどの親密度の上がらなさ。

 そしてアイラの親密度がやっと上がったと思ったらやはり人が死んでいくのである。


 とにかくアイラルートは開けてはならないパンドラの箱だと有名だった。


(悪役令嬢ローズマリーなのも嫌なのに、よりにもよってアイラのヒロインルートなんて……)


 そう、そしてこの世界のヒロインはアイラだった。


 なぜわかったのかというと魔導学院の入試結果だ。


 "1位 アイラ・フォン・ランカスター 聖属性 998点 732点 1730点"


 このゲームでは主人公を選択すると、そのキャラは必ず魔法属性が聖属性になる。

 聖属性は唯一の癒やしや魔獣の浄化ができる稀有な属性であり、数百人に一人程度しか生まれないという貴重な属性だ。一般的に怪我や病は薬で治すしかなく、魔獣は魔核と呼ばれる魔獣の心臓部分を破壊することでできるのだが、聖属性であれば初等魔術でも怪我を直し、低位の魔獣を一瞬で倒すことができるのだ。

 魔獣のはびこるこの世界では聖属性の魔道士は喉から手が出るほどほしい。たとえそれが初等魔術しか使えない未熟な魔道士であったとしてもだ。いつも聖属性魔道士が誕生するたびにいつも各国・各組織で取り合いが勃発するのだとか。


(しかも今回は聖属性使いが天才アイラ・フォン・ランカスターだもの。魔導学院の入学試験1700点超えとか化け物でしょ)


 魔導学院の入学試験は初等・中等・高等に関わらず筆記と実技の総合得点で評価される。

 各1000点満点であり、非常に難しいと有名だ。

 実技か筆記のどちらかだけでも600点を超えれば優秀、700点超えは天才とまで言われるほどだ。つまり2位のカリオン・リーキンダム殿下でさえ稀に見る逸材なのだ。


 にもかかわらず2位に200点以上の差をつけて圧勝とか恐ろしすぎる。筆記に至っては2点しかミスしていない。ここまでくればむしろどこにミスするところがあったんだと問いたいくらいだ。


 聖属性魔道士でしかも天才とか、アイラ争奪戦が熾烈を極めることはまず間違いないだろう。


(できれば極力関わりたくはないけれど……)


 だがアイラルートの問題点は、敵味方関係なくキャラが死んでしまうところだ。

 あるときは悪役令嬢がヒーローに殺され、あるときは暗殺者に襲われているところをかばって友人ポジが死ぬ。ただ単にヒロインを避ければ良いとか、あるいはヒロインと仲良くなれば良いという単純な問題ではないのだ。

 最悪国が滅びることさえあり得るのだから。


(せっかく生まれ変わったのにまた殺されるのはイヤだ!知らないところで恐ろしい事態が起こるくらいなら、アイラと仲良くなってバッドエンドを回避したほうがいいかもしれない)


 それにアイラはヒロインの中で私が一番好きだったキャラでもあった。

 人によっては”いつもニコニコしていて何考えてるかわからないから好きじゃない”っていう意見もあったけど、意地悪よりは優しすぎるほうが私は好きだ。

 それになにより、ハッピーエンドでのアイラとヒーローのスチルがすごく印象的だったのだ。

 どのキャラとハッピーエンドになっても、幸せそうなのにどこか諦めたような哀愁が漂っているような気がした。


(アイラの満面の笑顔、見てみたいかも)


 アイラが誰の攻略ルートに行くのかはわからないけれど、アイラをハッピーエンドに導こう!そして誰も死なないハッピーエンドを目指す!!!


 もし仮にヒロインの相手が、大好きなカリオン殿下だったのだとしても――


 


 なんだか胸の奥がジクジク痛んだ気がしたけど、その痛みには気が付かなかったふりをした。


 私は悪役令嬢にはならないのだから。




 ***




 あの記憶を思い出した日から、はや6年が経過した。


 結局あのあと、私が倒れたことを聞きつけて真っ青な顔をして迎えに来た両親と一緒にホテルに戻り、私は自分の結果を確認していなかったことに気がついた。


(いや、アイラ・フォン・ランカスターの名前が衝撃だったのはわかるけど、自分の結果見忘れるとか本末転倒じゃない!?)


 とはいえ、両親に見忘れたといってまた見に行くのも恥ずかしいし、合否通知が届くのを大人しく待つことにした。

 両親はといえば、私が倒れたからか、結果をなんとなく察したのだろう。

 合否について改まって聞いてくることはなかった。


 ただ実際どうなのかは知らないが、たぶん落ちているのだろうとは思っていた。

 ゲームでは初等学院で入学する主要キャラはアイラを含めて3人だけで、あとはほとんど高等学院から入学してくる。

 聖王国の貴族では高等教育からどこかの学院に入学する場合が多いという理由もあるが、そもそも魔導学院の高等学院が初等・中等学院に比べて受け入れ枠が広いというのもある。

 ちなみにゲームでのローズマリーは高等学院から入学していた。


 そして試験結果はやはり不合格だった。


 ある程度予想どおりだったのであまり驚きはしなかった。世の中、上には上がいるものだ。

 もちろんショックが全く無かったわけではないが。


 しかしその後3年間、私は必死に努力して中等学院の入学試験も受けた。


 いくら前世持ちだからといっても私はただの女子大生だったし、なにより学ぶ内容が前世と全く違うから前世の知識はあまり役に立たなかった。むしろ前世の固定観念が邪魔をしたことさえあった。

 だからこそ、私は優秀だという自負は一切捨てて、なんとしてでも中等学院に入学するために勉強し続けた。


 もしローズマリーでも中等学院から入学することができれば、ゲームのシナリオを変えられるということなんじゃないかと思ったのだ。

 ゲームでは入学時の点数はある程度ランダムに決まっていたが、入学するタイミングは常に一緒だった。ならば、この入学時期をずらすことで少しでも恐ろしいバットエンドルートから逃れられるのではないか。


 しかし結果はまたもや不合格だった。


 今回は流石に堪えた。

 毎日毎日頑張って勉強して、寝る間も趣味の時間も惜しんで努力したのに、やっぱりだめだったのだ。本当にゲームの強制力でも働いているんじゃないのか、むしろ魔導学院そのものに入学しないほうが良いのではないのか、なんて考えもした。

 そしてかつてないほどに落ち込み、何日も塞ぎ込んでいる私を心配して、両親や屋敷のメイド、使用人たちがすごく励ましてくれたのだ。大好きなお菓子を毎日焼いてくれたり、きれいな景色を見せてくれたり、きらびやかな舞踏会に連れて行ってくれたりもした。そうしてみんなの励ましのおかげでなんとか私も立ち直ることができたのだ。


 まだ中等学院に入学できなかっただけだ。

 正規ルートでだってハッピーエンドに行くことはできるのだし、試験に落ちたのだって、ゲームの強制力とかじゃなくて単に私の能力が足りなかっただけの可能性もある。それはそれでちょっと凹むけど、能力不足は仕方ない。

 バッドエンド回避に必ずしも学力が必要とは限らないのだ。


 そう思えるようになった。


 それに、こんなにも優しくて温かなみんなを巻き込むわけにはいかないし、やっぱりアイラにも幸せになって欲しい、その気持も再確認できた。


 そして今日が、高等学院入学試験の結果発表だった。




 ***




 胸がざわざわする。

 もしもこの試験にも落ちてしまったとしたら、私は、この世界はどうなってしまうのだろうか。たかが私の入学程度でこの世界が大変なことになるとは思いにくいが、どうしてもゲームの記憶が頭にこびりついて離れなかった。


 バクバクという心臓の破裂しそうな音を聞きながら、ゆっくりと掲示板を見る。




 1位 アイラ・フォン・ランカスター 聖属性 1000点 758点 1758点

 2位 カリオン・リーキンダム    火属性  715点 824点 1539点

 3位 シェン・イグ・スィン     土属性  732点 728点 1460点


                  ︙



(カリオン殿下、入学試験3回連続1500点超えとかさすがすぎる。

 そしてアイラが筆記試験満点を取ってらっしゃる、、、本当に何者なんだ、、、)



                  ︙


 103位 グレイス・イルニア     風属性 621点 530点 1151点

 104位 ハンス・ルー・ライシャ   土属性 500点 648点 1148点

 104位 レオニール・ランサラーレ  火属性 533点 615点 1148点


                  ︙


          ( 私の名前が見つからない…… )



                  ︙


 593位 シェア・スル・レイン    風属性  495点 613点 1108点

 400位 イル・キュー・スウェン   無属性  555点 552点 1107点

 400位 リリベル・サイラー     水属性  587点 520点 1107点


                  ︙


 

              ( ない…… )



                  ︙


 761位 アーク・ミドラム     無属性  591点 413点 1004点    

 761位 ローズマリー・ライガード 火属性  501点 503点 1004点

 764位 ライラ・アーラム     土属性  498点 503点 1001点


                  ︙


                (あった!)




 努力が実を結んだ嬉しさと、結局物語どおりになってしまったことへの恐ろしさが胸の中でぐちゃぐちゃになって、言葉では言い表せないような気持ちになった。

 嬉しくて、誇らしくて、でも不安で怖くて、誰にも打ち明けられない不思議な気持ち。喜んで良いのか悲しめばいいのかわからない戸惑いと、はしゃぎ回りたい嬉しさがこみ上げてきて、気づくとぼろぼろと涙がこぼれ落ちていた。拭っても拭っても次から次にこぼれ落ちてくる。今までせき止めていた感情が、こらえようのない喜びが、涙とともにあふれ出た。




 それでもまだ、胸に残っているもやもやは、きれいに消え去ってはくれなかった。




 本当に大変なのはここからなのだから――







 そうしてようやく、物語は動き出す




 ***




「そうか、アイラは今回も主席合格だったのか」


 月明かりの差し込む小さな部屋で、窓辺に佇む男は子狐に喋りかけていた。

 壁いっぱいの大きな本棚には所狭しと分厚い本が並べられ、傍らには小さな机と椅子が一つ。机の上には本が乱雑に広げられ、大量の書類と思しき紙束が散らばっていた。

 他にはなにもないその部屋で、男はなおも話し続ける。


「ああ、うん、そうか。」


「他はどうだったんだ」


 それに答えるかのようにキューンと狐が一声鳴くと、男は眉間にシワを寄せて訝しげな顔をした。


「ローズマリー・ライガードとシェラ・ラビ・ハウェイ?あの二人は本来追加合格のはずだろう?」


 またしても狐がキューンと鳴く。


「そうか、他は変わりないか。

 報告ご苦労さま。助かったよ」


 男がそう言うと、子狐は最後にまた一鳴きして窓辺から外へ駆けていった。


 一人になると、男は窓辺によりかかって外を眺めた。

 考え事でもしているのか、じーっと一点を凝視して、口元を引き結んでいる。月明かりに照らされて、風に揺られた髪が黄金色に輝いていた。

 どれくらいの間そうしていたのか、深い深い呼吸とともに、ぐっと一度瞬きすると、月を眺めてつぶやいた。


「イレギュラーが二人。吉と出るか凶と出るか。」


 そのつぶやきは誰の耳に留まることもなく、夜の闇に溶けて消えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ