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歌詞バカの馬鹿力  作者: 大場冥加
18/30

その手を離さないでね

手を差し伸べてくれた

崖下にいるときに

初めて味方だと思ったのは

あなたでした


そりゃ すがるすがる

すがるすがっちゃうよ

他に這い上がる術ないし

だけどそれだけじゃない


愛を与えることなんてできないし

あなたのプラスになっているかは

分からないけれど どうかどうか


その手を離さないでね

離されてしまえばこの手には

なんにも残らないから

誰とも繋がれなくなるでしょ

痛くならない程度に

握っていてもいいかな

離れたくないんだ


手を差し伸べてくれる人は

あなただけだよ

でもあなたには沢山

いるよねそんな人が


もう 気持ち気持ち

気持ち気持ち強く

入りすぎてしまうんだよね

他に行っちゃいそうで


わがままなことを沢山しちゃったし

迷惑ばかりをかけていたんだ

これからも同じ だけどずっと


その手を離さないでね

離されてしまえばこの手には

なんにも残らないから

誰とも繋がれなくなるでしょ

痛くならない程度に

握っていてもいいかな

離れたくないんだ


その手は柔らかいんだ

握っただけで優しくなれる

落ち着けるのはあなたが

そばにいる時だけなんだよね

離れるときはドンと

突き飛ばしてよね

それなら諦められそうだ


突き飛ばされたら それをやられたら

死んだも同然だよ だけどあなたの

あなたの幸せの方が 大事なんだ

好きな人だから


その手を離さないでね

離されてしまえばこの胸は

ずっとずっと苦しくて

二度と這い上がれなくなるんだ

ギュッとではなくて

ふんわりでもいいから

未来もよろしくしたいのです

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