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第10話 ヘルメスその2

「ちょっと待て…聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ?あの役立たずとパーティを組んだだと?」

エンバーは苛立った様に聞き返す。

「そうだ、お前達が追い出したグラムとな。お前と組むよりよっぽどマシだ。」

ライラはそう言うと話に一切関わっていなかったヘルメスのメンバーを睨みつける。


「リーダーが暴走して困ってるんだが?止めるなり諌めるなりするだろ普通」

ライラは呆れたようにヘルメスのメンバーに話し掛ける。


「俺との話が終わってないだろ!」

エンバーは更に苛立った様で声を荒らげる。

「お前との話は終わった、私はパーティを組んだ。お前とは組まないと断ったそれだけだ」

ライラはそう言うと椅子から立ち上がる。

「それじゃあ私たちは行く。せいぜい頑張りなよ?」

そう残して立ち去ろうとした。


「待てよ、なら決闘だ。俺達とお前達2人で決闘して勝った方の言うことを聞く、どうだ?」

冒険者間での私的な決闘は本来禁止されている。しかしSランクパーティや冒険者ともなれば多少なら許される。

「断る。私にメリットがない。それに私たちが人数的に不利じゃないか」

ライラはそう言い切るがエンバーは食い下がる。


「Sランク冒険者様なんだこれくらいのハンデはいいだろ?何より俺に勝てばお前達に関わらない。俺が勝てばパーティは解消しヘルメスに所属する。どうだ?悪くないだろ?」

エンバーがそう言うとライラはため息をこぼして続ける。

「どうせ首を縦に振るまで絡まれるなら、いいだろう。相手をしてやる。」

こうして俺たちとヘルメスの決闘が決まった。

おはこんにちは!Tobariです!

【キャラクター紹介】

ヘルメスメンバー レティ

職業 ヒーラー、冒険者

種族 人間

年齢 16歳

性別 女


【概要】

Sランクパーティヘルメスのメンバー。ヒーラー担当。

白金色の髪をツインテールにしている美少女。

治癒と浄化の魔法を得意としている。適正魔法は光と水。

笑顔を絶やさず優しい性格を装っている。裏でグラムを追い出す為に色々と手引きをしていた張本人。腹黒くパーティメンバーには表の顔のみを見せている。絶対的な自信を持っていて同じ魔法使いのリースすらも本当は格下だと思っている。エンバーに好意を持っいる。胸はでかい。


ヘルメスメンバー リース

職業 魔法使い、冒険者

種族 人間

年齢 16歳

性別 女


【概要】

Sランクパーティヘルメスのメンバー。魔法使い担当。

長い黒髪に紫色の目の少女。適正魔法は火、風、土、水、氷、雷、樹、光、闇と全てを使える。下位精霊と契約しており精霊魔法を一応使用する事も可能。

グラムを追い出す際に放った言葉は本心。グラムの中に眠る何かを感じ取り今のままでは良くないと判断しダグラスと共謀して追い出す算段をつけたが偶然にもエンバーが追い出すと言ったことから便乗した。グラムに好意を持っている。

胸は無い、ストン。

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