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第9話 ヘルメス

俺がパーティ結成に承諾した後ライラは少しホッとしたような顔をしていた。

「ホッとしたような顔をしてますね、俺に断られると思ってたんですか?」

俺はそう問いかけるとライラは当たり前だと返して続けた。


「私はこんなだからな…威圧感と言うか…高圧的と言うか…余り人に好かれるような感じでは無い…現に私はお前以外とは組んでいないし何より距離置かれている。」

それはそうだろう…貴族の領地1つ丸焼きにして消しているのだ。進んで関わろうとは思わないだろう。


「俺は貴女が悪い人には見えないので。貴族の領地を滅ぼしたのも理由なくでは無いでしょうからね」

そう言って俺は少し笑みを浮かべる。浮かない顔をするライラは安心したよと言って少し笑う。


俺は少しライラと仲良くなれた気がした。

その後は併設された酒場で他愛も無い話をしているとギルドの扉が乱暴に開けられた。

「チッ!無能ばっかじゃねえか!ギルドの紹介でパーティ加入した奴はよぉ!」

そこに居たのはヘルメスのメンバーたちだった。


「うるさい奴らだな…あんなのでパーティ単位ではSなのか…耳を疑うな」

ライラはそう呟くと更に不機嫌な顔になっていく。

「何かヘルメスとの間にあるんですか?」

俺が問いかけるとライラはあっさりと答えた。

「勧誘されてるんだよ…しかもしつこくな。」

ライラの顔が曇った理由はそれか。


そして案の定エンバーはライラを発見し近付いてくる。

ライラは盛大にため息をこぼしていた。

「ライラ、考えてくれたかい?ヘルメスへの加入の件。」

エンバーはそう問いかけるとライラは不機嫌な顔のままあっさりと答えた。

「断ったのを忘れたのか?鶏でももっと覚えているぞ?分からないなら何度でも言おう。断ると。」


エンバーは少し怒りの表情を見せるがすぐに取り繕いまた聞き返す。

「何故断る?Sランクパーティだぞ?高待遇じゃないか。」

実際Sランクパーティに入れるなんてこれ以上ない待遇だろう。しかしライラは違うらしい。

「お前の下心が見え見えなんだよ。高ランクなら私がなびくとでも思っているのか?」

バッサリ切り捨てライラは続けた。

「それに私はもうパーティを結成した。お前たちが捨てた魔術師とな。」

おはこんにちは!Tobariです!

【キャラクター紹介】

ヘルメスリーダー エンバー

種族 人間

職業 剣士、冒険者

年齢 18歳

性別 男


【概要】

現Sランク冒険者パーティヘルメスのリーダー。

傲慢かつ他人を見下す傾向がある。金色の髪に青い瞳を持つ見た目は好青年。他の冒険者パーティと諍いを起こしたりと問題行動が多くギルドも頭を抱えている。基本的には他の者を使える駒としか思っていない。ライラに好意を持ちパーティに勧誘しているが全敗中。


ヘルメスのタンク ダグラス

種族 人間

職業 大盾、冒険者

年齢 19歳

性別 男


【概要】

Sランクパーティヘルメスのタンク。傲慢で短略的なリーダーを支えているサブリーダー的な存在。

歯に衣着せぬ物言いをしリーダーの意見すら突っぱねる事もしばしば。タンク役でありながらパーティの頭脳でもあり作戦などの指揮は一任されている。実はグラムを追い出す事に反対していた1人だが、このままヘルメスで腐るより良いと判断し追い出した。実は良い奴。

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